Ultima7
登場人物セリフ集
Lasher ラッシャー
start
馬のような大きさと形をした生き物だ。
その頭部からは、真っ直ぐの角が一本突き出ている。
その生き物は、知的な輝きを持つ瞳で君を見た。
(二度目以降)
「また会えて嬉しい、アバタール」
name
その生き物は喋った。
「私の名はラッシャー」
job
ラッシャーは君を見て瞬きした。
「ようこそ、アバタール!私は人間社会のルールの中では暮らさない。そう、私はユニコーンだ。私には別の目的があるのだ」
unicorn
ラッシャーは仰天して君を見つめた。
「君はユニコーンというものを知らないのか?」
(yes)
ラッシャーはポカンとして君を見つめた。
彼の口は開いている。
「分かった。それでは、ユニコーンというものについて君に教えよう」
(no)
ラッシャーは悲しそうに首を振った。
「いや、君はユニコーンについて、至極単純なことしか知らない。私が真実を教えてあげよう」
「ユニコーンは精霊の一種だ。遥か昔に、非常に強大な魔術師を手助けするために呼び出されたものだ」
purpose
「おお、私を恥ずかしがらせないでくれ、アバタール。君も、ユニコーンの目的をよく知っているはずだ。私達は、確実なる処女判別者だ」
wizard
「長き時が過ぎてしまったから、その魔術師の名前は覚えていない。だが、これは確かなことだが、彼は王家の庶子であった。まあとにかく、その時の我らの一族には、シャープホーフ(鋭い蹄)という忌々しい馬の名前を名付けられていたリーダーがいた。彼は、魔術師からの正当な招聘に従わず、美しい雌馬達を追い駆けることにしたんだ」
Sharp-Hoof
「私はどこに居たかって?それは、シャープホーフのところさ!そして、この雌馬達と出かけた次の朝、その魔術師は、また我々を呼んだ。この時のシャープホーフは、自分の行動を正しいと思っていた。申し訳はなかったが、我らもそう思っていた。だが魔術師は、それはもう恐ろしく怒った!そうさ、この種の人々との契約は、とても束縛的なんだ」
binding
「我らは、その魔術師に何千年も仕えるように束縛されたばかりか、魔術師は我らに恐ろしい呪いをかけたんだ」
service
「言い忘れていたが、実際には、何千年も仕えなくてはならなかったわけではない。彼は我々に呪いをかけた後、数週間だけ期間を減らしてくれた」
ラッシャーは皮肉っぽく鼻を鳴らした。
「私は傷ついたよ」
Chastity
「それは恐ろしい呪いだ。まず、我らが一族の女性全てを殺すように駆り立てるんだ。そして我々は、自分達のやったことを知るにつれて、罪の意識に苛まれるのさ」
virgin
detector
「その通りだ。我らの種族は、あらゆる性的なエネルギーに敏感なのだ。だから、我らが体の接触を許すのは、子作りや、その種のレクリエーションの経験が一切無い人間のみだ」
sensitive
「そうだ。処女でない者に触れられるのは、非常に不快なのだ。だから私は、可能な限りそれを避ける」
avoid
「ああ、そうだ。君が気にしないのであっても触れられたくない。ところで、君は純潔か?」
(yes)
「私も、そう思うよ!」
ラッシャーは神経質に行ったり来たりした。
「もう少し、後ろに下がっていただけると大変嬉しいのだが」
(no)
ラッシャーはゆっくりと首を振った。
「私を驚かすために、そんな自慢をしたり、その種の言葉責めをするのは本当に止めてくれ。ああ、何だか肩甲骨のあたりが痒くなってきたから、ちょっと掻いてくれないか?」
ラッシャーは君に向かって伸びた。
「ああ、どうもありがとう」
(イオロ :
「何も恥ずかしがることはないさ」
イオロが、とても真面目な顔で言った。)
(シャミノ :
「いや、これは至極当然だ。あんたは最近忙しいからな」
シャミノが言った。
君は、彼が頑張って平静な表情を保とうとしていることに気付いた。)
(デュプレ :
「よう、この馬公をペットにしちまわねえか?こいつは、あんたのことを気に入ってるみたいだぜ!」
その言葉と共に、爆発するような笑い声が聞こえた。)
virginity
(上でyesと答えた場合)
「すまないが、ライキュームへ行って、『処女性』という言葉の定義の書かれた物を調べて来てくれ。もう少し後ろへ下がっていただるかな?君が傍にいるとイライラする」
(上でnoと答えた場合)
「そう、問いかける前から、それは分かっていたよ。君は選択してそうなったのか、周囲の環境でそうなったのか、どちらなのだ?」
choice
「そうか、いつか良き人に巡り合えると思うよ」
circumstance
「それはお気の毒に。君の愛の手助けをしてあげたいのだが、そうしてしまうと私の目的も達成できなくなってしまうからね」
help
「おお、私が個人的にそのような事に関わってから、もう長い時が経つ。君は、愛を求めているのか?それとも性欲を求めているのか?」
love
「ふーむ…愛というものは通常、非常に見つかりにくい源泉だからね。コーブの町で、運試しをしてみると良いだろう。私が聞いたところ、そこは恋人達の町らしい」
lust
「性欲を満たすことが君の唯一の関心事だとしたら、バッカニアーズ・デンのバスに行けば満足するだろう。だが、財布は一杯にしておいた方が良い」
unpleasant
「実際、処女判定者の一員として最も耐え難いことは、賢き魔術師やバード、英雄のような人々が、自分達の妻となる人を、私に触れさせようとすることだ」
wife
「それは悲劇だよ。男はいつも、処女を花嫁にすることにこだわるものさ。彼らは私を呼びつけて彼女に触れさせ、テストをするんだ。そして、その男は独身から卒業できるというわけだ。私が破棄した婚約は、リンパ腫瘍によるものよりも多いものだよ」
bachelorhood
「そんな理由で私を探しに、ここらへ潜ってくる愚か者達が、まだ存在すると思うよ。彼らは、そんな馬鹿げた考えを止めるべきだ。私は女性が好きだ。ええ本当に。そして、私は彼女らの辱めの道具として使われることに疲れてしまったんだ」
fools
「私は魔法生物だ。私が望む限り、ここに潜って、そのような愚か者達を避けていられる。彼らは、私を捕まえる前に老いて死ぬだろう。私は、婚約不履行の手助けはしたくない。そのような者を見かけたら、そう話してやってくれないか」
male virginity
test
「婚約したがっている男が処女性のテストをしたいと?」
ラッシャーは驚きの笑い声を放った。
「私のこれまでの生の中で、そのような事は聞いたことがないよ!」
getting
married
「おお、きっとその女は、うっとりするような処女なのだろううね。彼が命を賭して、このような所まで来て、その美徳を証明したいとあらば」
ravishing
maiden
「その男は、その女に激しく殴られでもした違いない。私が行って調べて来ようか。もし彼が、君の言った通りであったら、その哀れな男の手助けをしましょう」
bye
「さようなら、アバタール」
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