Ultima7
登場人物セリフ集

Finnegan フィネガン






start(オープニング)
中年くらいの高貴な男だ。
「イオロ!この見知らぬ方は、どなただね?」

(イオロ :
「ウィ、この方はアバタールであります!」
イオロは誇らしげに宣言した。
「信じられませんか?ご紹介差し上げましょう。彼はフィネガン、この町の市長です。そして、こちらがアバタール!私も彼がここにいることが信じられません!」)

市長は、君をジロジロと見回したが、イオロの言葉を信じたかどうかは分からない。
彼はイオロを疑わしく見た。

(イオロ : 
「誓いましょう、この者はアバタールです!」)

「あなたがアバタールだと伺いました。しかし、確信は持てません」
市長は再び、顔の毛穴を全て調べるかのごとく、君を見回した。そして最後に彼は微笑んだ。
「ようこそ、アバタール」
しかし、すぐにフィネガンの表情は厳しくなった。
「恐ろしい殺人事件が起こりました。あなたが本物のアバタールならば、この件を手がけて、解決に向けて協力してくれることを期待します。もし殺人犯を突き止めたならば、相当の報酬をお約束しましょう。お受けいただけますかな?」
(yes)
「ここにいるペトレが、この件について知っています」

(ペトレ :
その人物が割り込んできた。
「私が早朝に、哀れなクリストファーと、ガーゴイルのイナモを発見したのです」)

「ペトレは、この厩の管理人で、早朝に哀れなクリストファーとイナモを発見しました」
市長は続けた。
「厩の中は見ましたか?」 
(yes)
「中で何を見つけましたか?」


body
「そんなことは分かっている!『他に』何か見つけたのか?アバタールよ、もう一度見てくるのです!」


backet
「そう、これには明らかに、クリストファー自身の血が満たされている。しかし、殺人犯、あるいは殺人犯達の居場所を示す物が、他にあるはずです。アバタールよ、もう一度見てくるのです」


key
「フム、鍵ですか。おそらく、クリストファーの息子に聞いてみれば、これが何の鍵か知っているかもしれないな。スパークに尋ねてみるとよいでしょう」


name
「フィネガンと申します」


job
「トリンシックの市長です。3年前にここへ来てからずっとですね」


Trinsic
「トリンシックは、かつて名誉の町でした。今でもそうだと思っています。我々の名誉のルーンは、もう何年も前に、アバタールを名乗る者に持って行かれてしまいました。今はブリテインの王立博物館にあるのではないかと思いますが、空っぽの台座は、いまだ町の中央に残っています。これは町の象徴であります。人々が、命が、そして名誉が空っぽということです。実に悲しいことです。そして、今回の殺人事件が起こりました。我々は一時的に町の門を閉ざすことにしました。外に出るためには合言葉が必要です」


murder
「このような犯罪は、かつてトリンシックでは起こったことがありません。クリストファーとイナモに、このような出来事が降りかかったのは信じられません。どうか…町を探索してください!調査の進展についてのレポートを持って来てくれたら、謝礼を差し上げましょう。町の全員に犯人について聞いてみるのです。クリストファーの息子と話したら、次は昨晩に埠頭を見張っていた、衛兵のギルバートと話すとよいでしょう。」
そして市長はためらった後、早口に喋った。
「私は似たような事件を以前見たことがある。たしか、およそ4年前に、ブリテインで…」


Britain
「私がトリンシックに来る前のことでした。非常によく似た殺人事件が起こったのです。クリストファーのように、体はバラバラに引き裂かれており、明らかに儀式的な殺人でした。賭けましょう、犯人が誰であろうと、原因はこの儀式の背後に隠されています」


son
「クリストファーの息子はスパークと呼ばれています。彼らの家は町の北西部にあります」


Gilberto
「彼は早朝に背後から殴られて意識を失いました。朝の見張り番のジョンソンが、昏睡していた彼を発見しました。彼は、町の西部にあるチャンツのヒーラーハウスで治療しています」


Chantu
「町のヒーラーです。彼はここに来て1年、よき仲間ですよ」


Fellowship
「うむ、彼らは非常に有益な団体です。彼らの支部事務所が、ちょうど私の東にあります。とても楽観的な団体ですよ」


Klog
「彼はフェローシップ支部のリーダーです。親切な人ですよ」


Johnson
「彼はおそらく、今の時間は波止場にいます」


Christopher
「クリストファーは、この地方の鍛冶屋でした。彼は町の北西部で息子と一緒に暮らしています…いや、いました。鍛冶屋の店は、南西の角にあります。クリストファーは、色々な意味で裕福ではありませんでしたが、どうにかして自身と息子を養っていました。ですが、彼は確かに自身の仕事を楽しんでいました」


Inamo
「ガーゴイルのイナモは、厩で寝泊りしていたと聞いています。数ヶ月前に、ターフィンから移住してきたのだったと思います。彼は単に、何者かが暴力に及んだ際の、不運な犠牲者のようです」


password
「調査の進展をまとめたレポートを持って来てくれれば、あなたに合言葉をお渡ししましょう」


report
「調査に関する質問に答えていただくが、準備はよろしいかな?」
(yes)
「よろしい、ではまず、クリスファーの職業は?」「犯行現場で何を見つけましたか?」「その鍵で何を開けましたか?」「その箱の中には何が入っていましたか?」「悪漢はどのような外見をしていましたか?」「フム…それらから分かる、悪漢の手がかりは?」

市長は満足した。
「真剣に、誠実に調査をしていたと見えます。あなたはブリテインへ行くべきでしょう。そして、鉤爪の男を見つけるのです。これは報酬の半分です。あなたが、殺人犯を正義の下に捕らえられることを証明したならば、残りを差し上げましょう」
市長は、君に100ゴールドの金貨を手渡した。

「合言葉が必要ですかな?」
(*ここで、コピープロテクトの質問が入る*)
「素晴らしい!もはや、あなたが真のアバタールであることに疑いはありません。おっと!忘れていました!町の入口を出る合言葉は『ブラックバード』です」


bye
市長は君に会釈をし、仕事へと戻った。


つぶやき
「何という日だ…」 「別の日、別の金貨…」 「この地区を調べるべきか…」 「この事件に当たるには、私は年を取りすぎた…」




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