Ultima7
登場人物セリフ集

フェローシップ入会試験





「これからの質問は、すべて仮定です。混同したり、怒ったりしないでください」

質問1
「質問1:あなたは今、憂うつな気分です。それはきっと…A:あなたが友人に失望しているから。 B:友人があなたに失望しているから」

「A この答えから分かることは、あなたは他人に非常に強い責任を感じる人だということです。そして、おそらく他人を喜ばせるために、自身に強いプレッシャーを感じているでしょう」
バトリンが笑って頷いた。

「B この答えから分かることは、あなたは人を信じているということです。彼らが取るに足らない人物であるという行いを見た後でさえも、更なる機会を与えたいと、しばしば思うでしょう」
バトリンが笑って頷いた。


質問2
「質問2:あなたは地元のとても由緒正しい饗宴に招かれました。しかし、あなたの注文した料理は、いささか不味く、他の客人も同じように感じていたようです。そして、主人が食事はどうだったかとあなたに尋ねてきました。あなたは…A:真実を言う B:彼に嘘をつく」

「A この答えは、あなたが無愛想で正直な人間だということを示しています。高貴な振る舞いをしているつもりであっても、時として、人が聞きたくないようなことを話すでしょう」
バトリンは手を払う動作をした。

「B この答えは、あなたが他人の気持ちを深く考える人だということを示しています。礼儀や親切心が何より大切だと考えているでしょう」
バトリンは手を払う動作をした。


質問3
「質問3:あなたは宿屋で最後の1つの部屋を取りました。しかし中に入ってみると、そこは散らかっていました。もう夜中なので掃除人はいませんし、他に行く所もありません。あなたは… A:休む前に自身で部屋の掃除をする B:部屋に入った時の状態のまま眠る」

「A あなたは、間違った事柄について厳格に責任を感じる人だと分かりました。それゆえ、全世界を正しくしようという考えに陥るでしょう」
バトリンは嘆息した。

「B あなたは、人生が不公平であっても、自身の運命を喜んで受け入れる人だと分かりました。あなたは、人生は厳しいものだということを自然と決めてかかっています」
バトリンは嘆息した。


質問4
「質問4:楽しい集いの際、あなたはユーモラスな奇談を話しました。そして、それは大いに皆を楽しませました。あなたが、何故そのような話をしたかと言うと… A:聴衆からの反応を楽しみたかったから B:友人達を楽しませたかったから」

「A この答えから、あなたは、友人を自身の満足のための道具として見ている人だと分かります」
バトリンはわずかに顔をしかめた。

「B この答えから、あなたは、友人を持つことに価値を感じていない人だと分かります。あなたは、彼らを楽しませて注意を引き続けなくてはならないでしょう」
バトリンはわずかに顔をしかめた。


質問5
「質問5:もし、あなたが時間も有り余り、途方もない富を貯えた人だとすると、それは… A:絶対に失敗しないで、他者から金を盗む方法を発見したから B:禁制ではあるが、絶対に失敗しないでコインを複製する方法を発見したから」

「A 質問5からは、あなたは成功することができないと、自然と決めてかかっている人だと分かります。他人から搾取しないと利益を得られない者だと、思う人もいるでしょう」
バトリンは、ゆっくりと首を振った。

「B 質問5からは、あなたは成功することができないと、自然と決めてかかっている人だと分かります。良くても、成功の幻影を作り出すくらいです」
バトリンは、ゆっくりと首を振った。


質問6
「質問6:旅の途中、あなたは激しい苦痛を受けている人を見つけました。彼の腕は、ひどく傷ついています。ヒーラーは、彼の腕を切断するために手を貸してほしいと言っています。しかし男は、傷は治るからヒーラーには切断させないでくれと、あなたに頼みます。あなたは… A:ヒーラーの言葉に従う B:傷ついた男の意思を尊重する」

「A この答えから、あなたは親切を信じている人だと分かります。たとえ、それが物事にとって容易ではないことだとしてもです。信念と勇気を持って、それを成そうとします」
バトリンは、知ったように君を見た。

「B あなたは、人間の生命の価値を深く信じている人だと分かります。生命が与えてくれる可能性について、強い信仰を持っています」
バトリンは、知ったように君を見た。


質問7
「質問7:あなたは、石を投げて小さな犬を殺しました。それは… A:犬があなたに攻撃しようとしたから B:犬が誰か他の人に攻撃しようとしたから」

「A この質問で、あなたが過剰に防衛的な人だと分かりました。あなたの周囲の世界が、あなたに危害を加えるだけのものだという考えを止める必要があります」
バトリンは思慮深げに顎をさすった。

「B この質問で、あなたが過剰に攻撃的な人だと分かりました。あなたは、あらゆる問題を暴力で解決しようとするのを止める必要があります」
バトリンは思慮深げに顎をさすった。


質問8
「質問8:あなたは、婚約者と母親と一緒にボートに乗っています。しかしボートが転覆しました。波の中では、あなたは自身ともう1人しか救えません。あなたが救うのは… A:婚約者 B:母親」

「A 自身を危険にさらし、婚約者の命を救うことは尊敬できます。しかし、あなたの母親を溺れるままにしたことに見られるように、母親へ敵対心を持っていることには、疑問を感じずにいられません」
バトリンは肩をすくめた。

「B 自身を危険にさらし、母親の命を救うことは尊敬できます。しかし、あなたの婚約者を溺れるままにしたことに見られるように、異性に対して問題を抱えていることには、疑問を感じずにいられません」
バトリンは肩をすくめた。


総括
「アバタール、あなたは、強い個性の力を持った人のようです。しかし、個人的な問題に悩まされ、真に偉大な可能性を成し遂げることを妨げられています。端的に言えば、あなたはまさに、フェローシップによって作られるようなタイプの人間です。
あなたを歓迎いたします。3つの内なる力を知ることは簡単ではありませんが、その報酬は十分に得られるでしょう。もちろん、私は休息の時間などは放棄しております。メンバーになには勉学が必要なのです。あなたは、あのアバタールなのですから。
しかしながら、我らの教義の1つに定められているように、『報酬は後から来る』です。適正に入会してメダリオンを授かる前に、あなたはフェローシップのために仕事を成さなくてはなりません」

「この封をした包みを、封を切らないで、ミノックのフェローシップ支部長のエリノーに届けてください。エリノーは、きっと君に報いてくれるでしょう。頼まれてくれますかな?」

(yes)
「素晴らしい!これが包みです。さあ、汝の道を行くのです!」




←登場人物一覧へ