スリムな原住民だ。キミのことを警戒している。
「遠方の戦士、何か用ですかね?」
名前
「（カナフォ）（アポリン）（マサガイ）（コリア）（パニム）（カリア）（ジャラン）（サラー）（ウィアルラ）」
部族
「オラはヨラルー族のもんですが、この谷には、ほかにも、たくさんの部族がありますよ」
仕事
「あるときは戦い、あるときは食べ物を集める。ヨラルー族は、みんなそうしてます」
鉄、竹
「鉄竹ですかね? 骨の地の南にたくさん生えていますよ」
骨
「骨が欲しいですかね?ヨラルーの村のちょっと南の、東側の崖の下を探せば、骨がたくさん落ちている場所に出ますよ。でも、洞窟には入っちゃならない。怖い獣がいるからね」
皮
「獣の皮なんてもんは、誰にでも採れますよ。まず、大きな獣を殺して、ナイフを使って皮を剥げばいい。それだけだよ」こんなことも知らなかったのと、軽蔑されてしまったようだ。
ジミー
「知ってる知ってる。ディスキキ族に捕まったマヌケな人でしょ」
（ジミーがいる時）
＜ジミー＞：ジミーが口を挟んだ。「よせやい、もうボクはもう自由の身だよ!」
「でーも、捕まったでしょ」
ナフアトラ
「ナフアトラ族は、ティクティカトルって名前の石の都をこしらえて住んでるんです。ヨラルーの村の南です」
ディスキキ
「ディスキキ族かい。ありゃ、おバカさんの集まりだわ。朝から晩まで、飲んで歌って。ディスキキを見てみたいかね?ナフアトラ族の石の都の西のほうに住んでるから、南側の崖の下の道を西に行けばいい。そのへんにありますよ」
モクタポトル
「ナフアトラ族の人ですよ。ナフアトラの前の酋長さんで。今はディスキキ族と一緒に住んでいるようだけど」
ミルミデックス
「蟻みたいな生き物で、力が強くて狂暴で、とんでもねぇ悪い生き物だよ。ヨラルー族の人間は、何よりもミルミデックスを憎んでる。だけど、どうしても叶わない。戦って勝てた試しがないんだから、困ったもんだわ」
ラフキン
「ラフキン、ヨラルーの村にノコノコやって来て捕まったお人だ。とても穏和な人で、すんなり捕まってくださったよ。反対に、病気を治したり、いろいろ珍しい物を見せてくれたりして。そこでオラたちはラフキンに、ヨラルーの祈とう師になってくれんかと頼んだんです。するとラフキンはこう言ったよ。ヨラルーにはもう、いい祈とう師がいる。だからオラはシュバイツァーになるってね。シュバイツァーが何するもんか、誰も知らなかったけど、とにかく、ヨラルーのシュバイツァーになってもらったんです」
シュバイツァー
「シュバイツァーのラフキンに用かね?」
（ラフキン不在時）
「村におるよ。自分で探してみなされ」
ツマッシュ
「太鼓職人のツマッシュは、ディスキキ族から追い出されたんだよ。ちっとばかり変わった人だよ。ツマッシュに用かね?なら、村の南の道を行って、西に折れる道に入ると丘に出るから、その丘に登りなさいな。そこに住んでるから」
ウラリ
「ウラリ族の戦士は、手当たり次第に部族を襲っては女を奪っていく。バカデカ・ダーデンが酋長になってから、ウラリ族はすっかり悪くなった。ヨラルーの村を襲うときは、なぜか決まって東か南東の方から攻めてくるんですわ」
連合
「部族を連合させるってか?」原住民は怪訝な顔をした。「ずーっとずーっと戦争ばかりしてきたから、そんなこと、できるとは思えないがね。どっちみち、酋長さんに話すことだ。悪いけど、オラは酋長じゃないからね」
酋長
「ヨラルー族の酋長さんはアパトンです。村におりますよ」
村
「ヨラルーの村は、ナフアトラ族の石の都の北になります。石の都を目印にすれば、すぐわかりますよ。そこから真っ直ぐ北へ道なりに歩けば、イヤでも村に出るから」
太鼓
「太鼓が欲しいかね?なら、ツマッシュにお会いなさい」
ダーデン
「ウラリ族の酋長さんだ。腕っぷしの強い男だけど、どえらい悪人だよ」
他
「この谷には、いろいろな部族が住んでますよ。オラはヨラルー族だ。ヨラルーのすぐそばには、クーラック族。それから、色の白いディスキキ族、赤銅色の肌のナフアトラ族。もっと遠くに行くと、ウラリ族、ピンディロ族、バラッブ族、バラコ族、ジュカリ族、原始人のハークール族、立って歩くトカゲ人間のサックラー族……。このあたりになると、もう、よくわかりません。お前さんがどの部族かも、まったく見当がつきません」
さらば
「お達者で。大トカゲに気ぃつけて」
その他
「そんなことは、わからない」
（ジミーがいる時）
「そんなことは、わからない。シュバイツァーにでも聞いてみなさいな」
原住民はジミーを指差した。
（ラフキンがいる時）
「これはまた、そちらにおいでなさったか」原住民は教授に向かって丁寧に頭を下げた。
＜ラフキン＞：「やあ、○さん。元気そうでなによりだ」