Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Urali ウラリ族




土色の肌をした原住民だ。疑わしそうな目でキミを見ている。
原住民は安全な距離を保ち、警戒を解かないままで言った。「よそ者さんが、何をしにおいでなさったですか?」

(連合後)
原住民は、警戒しながら、キミの全身を眺めまわした。やがて、その顔に大きな笑いが溢れた。「アバタール様、あなたでしたか。ダーデンをやっつけてくださったときは、お世話になりました。あなたは全ウラリの友人ですわ。さあ、何かありましたら、何でも言ってやってちょうだいね」


名前
原住民は笑った。「ウラリの人間に名前を尋ねるとは、ま、なんて愚かなこと。どーして、あんたなんかに私の名前を教えられますかね。どーして、あんたに私の生気を捧げねばならないのです?私はウラリ人です。それで十分でないかい」

(連合後)
「私の名など、あなた様のお名前の前ではゴミみたいなもんです。恥ずかしくて、口には出せません。どうか、ウラリのもんとだけ覚えてやってくださいね」


仕事
「獣や魚を捕ったり、草の根や実を採ったりして、食い物を集めてますわ。食い物は、みんな私たちの美しい沼から取れるんだわ。ウラリでは、みーんな、そうしています」


部族
「私たちはウラリ族です。強くて勇敢な部族です。母なる沼に守られて、またその恵を受けて生活してます。沼はウラリにとっては美しい存在ですが、ほかの部族の人にとっては、ひどく怖い存在なんですわ。私たちは、沼を通る道はぜーんぶ知ってます。あんたがた、よその人には、絶対に見えない道もあります。(ダーデン)(ワマップ)が私たちの酋長ですわ」


ファボズ
「グレート・ファボズさんは、イーオドンの谷に住む精霊の1人です。動物の勇気と強さを支配する精霊さんなんですわ。ウラリの村の入口にいる大トカゲは、グレート・ファボズさんの遣いとして、その命令を受けて村を守っておられます」
(ファボズ救出前)
「でも、ファボズさんの像は、バカデカ・ダーデンが、どこかへ持って行ってしまったんです」



(連合後)
「もう、それはいいんでないかい?アバタール様、あなたは私たちウラリの友人なんですからね。沼を恐れることは、なんもありませんよ」
「ひとつだけ、はっきり聞いておきましょ。あんた、バカデカ・ダーデンの味方ですか、それとも敵ですか?」

→味方
「あんたがバカデカ・ダーデンのお友だちならば、私のような身分の低い者とお話されることも必要ないんでないかい?」原住民はキミに侮蔑の視線をぶつけて、立ち去ってしまった。
(ダーデン撃破後)
「ウラリはあなたの友人なんでしょ?みんなそう思っていますから。バカデカ・ダーデンをやっ
つけてくれたでしょ。あれが、いい証拠でないかい?」

→敵
「何のことでしょう」
原住民はキミに顔を近づけた。そして、疑いを持ったまま言った。「どーしてかはわからないけど、あなたを信じましょ。では、お話ししますからね。ウラリの村の入口から村を通って、ダーデンが住む洞窟に通じる道があります。その洞窟に、ダーデンがさらってきた人が捕らえられています。その道を歩いてはいけませんよ。警備の者が大勢見張っていますからね。そのかわりに、西へ歩いて、沼に突き当ったところで南に向きを変えて進んでください。水辺を南に下るんですわ。曲がりくねっていますが、進む方角が北に向くまで、そのまま沼の縁に沿って歩いてください。すると、洞窟の入口が見えてきます。見張りが立っているので、すぐにわかるんでないかね。その中に、ダーデンと、ヤツがさらってきた人がいます。今、お教えした道を通るのが、警備の者に会わずに洞窟まで行ける最も安全な道ですわ。ただし、洞窟の入口では、どうしても警備の者たちと顔を合わさない訳にはいかないでしょうね。それだけは、どうにもできません」

→中間
「何の話でしょう」
「中間はあり得ません!人はみな、ダーデンの味方か敵か、どちらかなんでないかい?」


ダーデン
「バカデカ・ダーデンかい。前の酋長さんは、お子様に恵まれないまま亡くなってまって。そこで、妹様の子供のダーデンが、新しい酋長に選ばれたんですわ。つい最近のことです」
ウラリ人は表情を固くした。
「彼が酋長になって喜んでいる人なんか、いないんでないかい?ダーデンはファボズさんまでも捕虜にしてまったんだよ。ウラリは完全にヤツに牛耳られてまったんですわ。ダーデンが酋長になってからというもの、明けても暮れても戦いですわ。ダーデンはウラリの兵士たちに、ほかの部族の領土に攻め込むように命令するんです。命令に従わなければ、なんと、自分の部下であるウラリの兵士に、ドでかい大トカゲを差し向けると威すんですから!状況は最悪ですわ。ここには、私たちウラリの人間にとって必要なものが、すべて揃ってます。ここを離れて暮らすことは、私たちにはできません。ほかの部族を攻撃するのは、私たちの意志ではないんです。領土を侵すのも、人を殺すのも、捕虜を捕えるのも、みーんな、強制されてやってるんですわ。わかってくださいな」

(ダーデン撃破後)
「えらく残忍で傲慢な人でしたわ。でも、ダーデンが死んでまって、村は随分よくなりました」

ミルミデックス
「ミルミデックスは、どの人間よりも残忍な生物です。おそらく、ウラリ族よりも悪いんでないかね。この村からは、ずっと遠くに棲んでるそうだけど、いつここまで攻めてくるとも限りません。全部の部族が連合して戦えたなら、それが一番なんですがね。ウラリ族だけで全滅させることは、とーってもできませんわ」


捕虜
「ダーデンの捕虜は2人います。アイエラ様のことですか、それとも、グレート・ファボズさんですか?」



「ダーデンはグレート・ファボズさんの像を盗んで私物化してまったんですわ。ウラリの村を守っておられるドでかい大トカゲは、グレート・ファボズさんのご意志で、行動しておられるんです。それでもってダーデンは、自分を酋長にしなければ、ウラリの人々に大トカゲを差し向けると、私たちを威したんです。ダーデンが酋長になった裏には、そんな話があったんですわ」原住民の声は悲しく沈んだ。
「ダーデンはまた、乗用の大トカゲを使ってファボズさんの像を、光が一切当たらない洞窟の奥に押し込んでまったんです。ファボズさんには光が必要なんですわ。強い光でないとダメです。松明や炎では弱すぎます」

(ファボズ救助前)
原住民はキミをまじまじと見つめて言った。「あなたは、戦士のようにお強く見えますわ。精霊が肉体を持ったような、不思議な雰囲気がおありですわ。多分あなたなら、グレート・ファボズさんを救い出せるんでないかね。ひとつ、頼まれてもらえませんかね?」

(ファボズ救助後)
原住民の顔がパッと明るくなった。「でも、みんな済んでしまった話です。グレート・ファボズさんは、また元の場所に戻ってこられましたしね。あなた様には、すーっかりお世話になってまって」


タール
「沼の谷に行けば、タールがあります。沼の西側の、ウラリの村に通じる道が通っている小島の南側に、大きなタール溜まりがあるはずだわ」


トプルー
「トプルーは昔、ウラリ族の人間でした。ウラリの祈とう師だった人ですわ。ある日、遠くの部族の祈とう師を怒らせてまって、精神を破壊されてまったんですよ。それ以来、誰も彼を見ていません」


救う
「何のことですか」
「グレート・ファボズさんを救い出してくださるですか?」
→はい
原住民の顔がパッと明るくなった。「本当かね? 本当ですかね?では、どーしたらいいか、お話しします。私たちの村の中央に、炎の輪があります。それは、私たちウラリが、グレート・ファボズさんと話をするための場所なんです。ごくたまに、ファボズさんから私たちに、ご託宣が下るんですわ。ダーデンは、その場所からグレート・ファボズさんを持ち去ってまったんです。そんでもって、沼の北のはずれにある洞窟に隠してまったですわ。私たちの手の届かないところです。グレート・ファボズさんが正しい場所に戻らない限り、私たちウラリ族は、みな捕らわれの身も同然ですわ。自由もなんもありません。精霊が共になければ、私たちは真のウラリ族であるとは言えないんでないかね。グレート・ファボズさんを救い出してくださるんでしたら、この沼の谷の北のはずれにある洞窟に入って、そこからファボズさんを連れ出して、炎の輪の中に戻して欲しいんですわ。ファボズさんには、太陽の光が必要なんです」

→いいえ
原住民は落胆の息をもらした。「ちょっと厚かましすぎましたかね。つい調子に乗ってまって。もうしばらく、ファボズさんには、洞窟の奥で捕らわれの身で我慢しててもらいましょうかね」



「私はあまり知りませんがね、この沼の谷を出て北に行ったところに、ヨラルー族が住んでいます。肌の色の黒い、とても勇敢な部族です。そのさらに北西には、森の賢者、クーラック族の村があります。ヨラルーの村の南には、ナフアトラ族が住んでいます。石の都を造って住んでいます。ナフアトラ族の西、谷を下ったところには、ディスキキ族の村があります。戦いはからきしダメだけど、幸せな人たちですわ。ほかにもたくさんの部族がありますが、私が知っているのはこんなもんです」


連合
「部族連合ですか?それができたとしても、酋長さんが決めることです」
(ダーデン撃破前)
「私たちの酋長さんはダーデンです。でも、あの人がほかの部族と協力するとは思えません。ダーデンが生きている限り、部族の連合なんてもんは、あり得ないんでないかね」

(ファボズ救助後、ダーデン撃破前)
「ワマップが新しい酋長さんに選ばれました。でも、ダーデンはまだ生きています。えらく強い男ですから、ワマップを殺す機会を、どこからか伺っているんでないかね。アバタール様、ワマップを守るために、ダーデンにとどめを刺してくれませんかね」

(ダーデン撃破後)
「ダーデンが死んで、祈とう師のワマップが新しい酋長さんになりました。沼のあたりを探してみてください。そのあたりにいる人たち全員に話しかければ、酋長さんはつかまるんでないかね」


アイエラ
「アイエラ様は、クーラック族の酋長のお嬢様ですよね。ダーデンはお嬢様に横恋慕してまったんです。そこで、力ずくでお嬢様を奪って、牢にとじ込めてまったんですわ」
(アイエラ救出前)
「アイエラ様は、沼の南の洞窟に捕らえられています。道がわからなければ、そこへ行くことはできませんよ」

(アイエラ救出後)
「そこを、あなた様がお救いになった」


さらば
「あなた様に精霊の加護がありますように。ウラリ族に悪いことをしない限りね」


その他
「よくわかりませんがね」


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