Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Ugyuku ウグヤック





非常に体の大きなネアンデルタール人だ。ほとんど野獣に近い。
(初回時)
彼は迷惑そうな顔をして、陰気な声で言った。「知らない臭い。ほかのモンと違う臭い。何か用か、変な臭い?」
(二度目以降)
「アバタールの臭いだ」
(ドクレイがいる時)
「悪者ドクレイ、アバタールと一緒にいる。話しするべきか、ぶっとばすべきか?」彼は眉間にシワを寄せて考えた。「考えるの頭痛い。話しする」
(初回時、ドクレイがいる時)
<ドクレイ>:ドクレイがキミの耳元で囁いた。「ウグヤックは、ハークール族の中でも一番強くて一番イヤなヤツだ。コイツとは何度も戦って、その度に、コテンパンにやっつけてる」
ネアンデルタール人は、クンクンと鼻を鳴らした。
彼は唸るような押し殺した声で言った。「知らない臭い。それからドクレイの臭い。ドクレイ、悪者。ドクレイ、しっしっ!」彼はドクレイを手で追い払おうとした。ドクレイを睨みつけたが、武器に手をかけるまではしなかった。


名前
「ウグヤックが名前。名前がウグヤック」みごとに倒置法が成功し、彼の顔は知的充足感に満ち溢れた。


ウグヤック
「ウグヤックだ。ウグ・ヤック」


仕事
「ウグヤック、つおい!大トカゲやドクレイみたいな悪いヤツの脳天、カチ割る。そして、心臓食う。そんだから、一番つおくなる!」彼は棍棒を手に持って、獣をぶちのめす恰好を見せてくれた。そして、得意になって……
……実に得意気に……
……得意な顔をした。


ハークール族
「ウグヤックはハークール族。ほかの部族は知らない。知らない言葉や知らない名前、いっぱい。おい、変な臭い……」そう言って彼はキミを指差した。「お前はどの部族の者でもないな。ジュカリでもない。ジュカリ、すげぇわりぃ部族」
「ハークール、火を吐く丘の近くに住んでいる」彼はキミの足元に唾を吐き、それを指差して言った。「こんなふうにだ。でも、丘が吐くのはツバじゃない。火だ。ハークールの酋長は、グルゴールル。グルゴールルだ」


ドクレイ
「ドクレイ、悪者。チビ。バカ。いつもウグヤックにかかってくる。ウグヤック、そのたびにドクレイのドタマ、カチ割る」彼は棍棒で頭をカチ割る恰好を見せた。そして、脳ミソが四方に飛び散る様子を手で表わした。
(ドクレイがいる時)
<ドクレイ>:ドクレイが大声をあげた。「言わせておけば、コノヤロー!いつだって、ぶちのめされるのはテメーの方じゃねーか。もー勘弁ならねぇ。アバタール、止めないでくれ!」
ウグヤックは体中の毛を逆立てて、戦闘態勢をとった。「さあ、どうした?」ドクレイはキミに尋ねた。「ウグヤックとカタをつけていいか?」
→はい
「ドクレイのバカ!お前なんかキライだ!みんな、ぶっとばしてやる!」
→いいえ
<ドクレイ>:ドクレイは肩を落とした。彼はウグヤックに向かって言った。「また今度な。友だちがいないときにな。いいか、その時は、テメエの面が変わるまで、ぶちのめしてやるからな!」
ウグヤックは唸った。「軍隊、連れてこい」そして、背を向けてしまった。


連合
「ウグヤック、わからない。そういう言葉は、酋長が知ってる。グルゴールル酋長だ」


グルゴールル
「グルゴールル。ハークール族の酋長」


ミルミデックス
「ムシケラだぁ、ムシ!」
(ラフキンがいる時)
<ラフキン>:「いやいや、決してムシケラなどではない。彼らについては、現在、詳しい調査を行っているところだが、彼らもこの谷で生活する部族のひとつに数えるべきと、私は考えている」
ウグヤックは気の抜けたように教授の顔を眺めていたが、我に帰って言葉を繰り返した。「でけぇムシケラだ。わりぃムシケラだ。ドクレイよりタチがわりぃ」


別れる
「ダメだ。ここはウグヤックの土地だ。ウグヤックは動かない」
(水の上で)
彼は心配そうに水中を覗き込んだ。「あとだ。あとで別れてやる。水には入らない。水に入ると体がキレイになる。体、キレイになると、ウグヤック、弱くなる」
(パーティーメンバー時)
「わかった。ウグヤック、人間といて疲れた」彼は去っていった。


待て
「ウグヤック、ここで待つ。ほかの場所にいるかもしれない」
(水の上で)
彼は心配そうに水中を覗き込んだ。「あとだ。あとで別れてやる。水には入らない。水に入ると体がキレイになる。体、キレイになると、ウグヤック、弱くなる」
(パーティーメンバー時)
彼は考え込んでしまった。(ずっと考えている) (眉間にシワが寄っている)
彼の頭が震え出した。
ついに彼は、これまでに認識したことのない意識の領域に、まったく新しい概念を確立させた。「よし! ウグヤック、ここで待つ。ここで待っているから、あとで迎えに来い」


仲間
「一緒に行ってほしいか?一緒に行ってやる。仲間になる。わりぃヤツらのドタマ、ブチ割って、お前ら守ってやる」
(ドクレイがいる時)
ウグヤックはドクレイを指差して言った。「仲間、ならない。悪者ドクレイがいる。悪者ドクレイの味方、できない。ドクレイ、どっか行け。そうしたら、仲間になる」
(パーティーメンバーが一杯の時)
「ダメだ。ウグヤック、仲間になれない。アバタールの仲間、多すぎる」
(水の上で)
「ウグヤック、水にぬれる。仲間になれない!」
(パーティーメンバー時)
彼はしばらく考えないと、その言葉の意味がわからなかった。
本当にわかるまで、もう少し考える必要があった。
そして、ついに口を開いた。「ウグヤック、もうそれ、してる」


ジュカリ
「ジュカリ! 人間。ハークール族の近くに住んでいる。いっぱいキラキラ持ってる」


キラキラ
「キラキラだぁ、キラキラ!」彼は何か小さな物を、耳や鼻や首に着ける仕草をして見せた。「キラキラ光る石だよっ」
(ラフキンがいる時)
<ラフキン>:ラフキン教授が口を挟んだ。「思うに、彼はダイヤモンドのことを言っているのではないかね。宝石のダイヤのことをね」
ウグヤックは大きくうなずいた。「そうだ、そいつの言うとおりだ」


さらば
彼は肩をすぼめて横を向いた。


その他
「ウグヤック、知らない。食い物か?」



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