Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Topuru トプルー




痩せた白髪の老人だ。大きな目をギョロギョロさせている。
(初回)
「出たな! そのヌペッと白い顔はまさに水の精霊」彼はキミをまじまじと見つめ、観察した。「どこの部族の者でもない。サックラーでもない。となれば、やっぱり精霊だわね」
彼は片方の腕を前に突き出した。その手がキミの体を通り抜けると確信しての行動らしかったが、結果は意に反していた。彼は慌てて飛び下がった。

(二度目以降)
「いょおー、精霊人間。知能探しの名人にして、カメのエサ係。また会ったね」

(頼みを聞いた後)
「トプルーの知能は見つかったか、精霊人間?」
→はい
「おりょ! どれ、見せて見せて」
彼はキミたち持ち物を調べまくった。そして、ひとつの青い石を、
○の荷物の中から見つけ出した。
キミが止める間もなく、彼は青い石をポイと口の中に放り込んでしまった。
トプルーは体をブルブルッと振るわせて言った。「知能が戻ってきた!まったく別人になったようだわ」(だが、ちっとも変わったようには見えない)
「トプルー、精霊人間に大きな恩ができたからして、礼に何かを差し上げたい」彼は目を閉じ、顔を歪めて考え込んでしまった。
「そうだ、いいものがあったぞ!カメのエサだ!」

(持っていない時)
「騙したなーっ!」彼はキミを殴ろうと手を振り上げたが、そのとき上空で変わった飛び方をする翼竜に心を引かれ、翼竜を追っていってしまった。
→いいえ
「ったく、なにが精霊人間だ。何の役にも立ちゃしない」

(任務達成後)
「これはまたまた、精霊人間。トプルーの頭の骨を砕きにきたか。それとも、お友だちとして、おいしいお土産かなんか、持ってきてくれたりしたかね」


名前
「トプルー、自分の名前をなくしてまった。いや、そうじゃない。トプルー、名前ある。トプルーだ。トプルーがなくしたのは、知能だ」
(任務達成後)
「精霊人間、トプルーの名前、知っているでしょ。トプルーの名前はね、えーとえーと……」彼は立ち止まり、しばらく考え込んでいたが、急にケロッとして歩いていってしまった。もうキミのことなど、まったく頭にないようだ。


仕事
「トプルーはかつて、ウラリ族の祈とう師だった。だが今はこうして、この小さな島に住み、島が流されないように見張っているんだね」


部族
「トプルーはウラリ族の人間だった。ウラリは、ほかの部族から離れ、隠れ里で生活しているんだわ。トプルーは、そこから追放されてまったんだね」



「カメはカワイイんだから。どんなときでも、カメはトプルーの友だち。咬まれるとムカつくけど、お腹が減ってまってんだから」
彼はしばらくの間、黙って考えてから言った。「カメのエサ、欲しい?」
→はい
「これは沼ガメの大好物なんだよね」彼は、キミに腐った肉のような臭いのするカメのエサを何切れか渡して言った。「沼ガメは、トプルーの故郷の近くにたくさんいるんだわ」
(荷物が一杯の時)
「精霊人間、荷物が多すぎて入る場所がないからして仕方がないね。ごちそうさま」彼は、キミにくれようとしていたカメのエサを、自分で食べてしまった。
→いいえ
「あらそ。ごちそうさま」彼は、キミにくれようとしていたカメのエサを自分で食べてしまった。


ありがとう
「いいんだよ」


知能
「トプルー、知能がないんだね。なくしてまったんだね」
いきなり、彼はキミの頭を両手で掴んだ。そして、茶筒のふたのようにスポンと開くとでも思ったのか、必死になってキミの頭を掻きむしった。「精霊人間、ガードが固いな」
「おい、精霊人間。どーしてトプルーが知能をなくしたか、知りたいだろ?」
→はい
「かつてトプルーは、偉大な祈とう師だったんだわ。たくさんの精霊の力にあふれていたんだけど、もっともっと、たくさんのことを知りたかったんだね。そこで、ほかの部族の祈とう師に、呪術くらべの戦いを挑んだりしてたワケ。トプルーは、負けたとき以外は必ず勝ったね」
彼はキミの肩にとまっていた小さな蜘蛛を捕まえて、何ためらうことなくパクリと食べた。「あれは、ずっと南西に住むバラッブ族の強大な祈とう師、バラカイと戦ったときだった。バラカイは変わった術を使ったんだわ。そのとき、バラカイは、こう言った。トプルーのこの頭から知能を抜き取って、小さな石に封じ込めたとね。その石は、バラカイの手の中にあったんだね。そして、トプルーがまたバラカイの前に姿を現わしたら、そのときはその石を粉々に砕いてやると言われてまったのよね。だから、トプルーは、知能を壊されないように、ここでいい子にしているわけ」
→いいえ
「精霊人間、カエルのように冷たい」フンと鼻を鳴らして、彼は横を向いてしまった。
(任務達成後)
「ああ、そうなんだわ!トプルーの知能が戻ってきたんだからして!」彼は、前にキミが渡した青い石を、見せびらかすようにキミに見せた。そして、それをキミの目の前から奪い取るようにサッと引っ込めると、自分の目に近づけて満足げに石を眺め、またどこかに隠してしまった。


青い石
「そーなんだわ。トプルーの知能、小さな青い石にとじ込められてまったんだわ。バラッブ族のバラカイが、その石を持っているんだね」
(任務達成後)
「トプルー、もう石の心配はいらない」


ウラリ
「トプルーはウラリ族の人間だったんだけど、知能をなくしたからって、弟子のワマップに追い出されてまったんだね。ところで、ウラリ族は、隠れ部族とも言われてるんだけどさ」


隠れる
「トプルー、喜んで精霊人間にウラリの隠れ里を教えてあげよう!ウラリの人間はみんな、ウラリがどこに隠れているか、知らない人に教えてまうんだからして」彼は、フンと鼻で笑った。
「そこで……、もし、精霊人間がトプルーの知能を見つけて届けてくれたなら……、そしたら精霊人間は、すごくすごくすごくいい人だから、ウラリの隠れ里の場所を知るにふさわしい人間と認めてあげるわ」
(任務達成後)
「そ。隠れてるの。どこを探せばいいかさえわかってれば、探すのは簡単なんだね。まず、ナフアトラの石の村へ行き、そこから北東へ歩く。すると、いくつもの洞窟が並んだ崖に突き当る。その中の、北から2番目の洞窟が、ウラリの土地に通じている。知能がなければ、こんなこともを教えることもできなかった。そうとも、できたさ。あ、いや、できなかった」


追放
「とーんでもない!追放なんかされてないよ……。あ、されたされた。ウラリからね」


ワマップ
「ワマップめっ!」彼は叫んだ。「どこだ? 殺したる……、あれ?ワマップはどこ?」


アイエラ
「ダーデンはアイエラにホの字なんだね」


ダーデン
「ダーデンかい。ありゃ、ぜーんぜん使えないわ。昔、ダーデンの知能を、トプルーがどこかへやってまったみたいなんだね。だけどダーデンは、知能がないまま、大きくなってまった」


さらば
「コラ、行っちゃダメだ!トプルー、寂しいんだもん。いや、待て、お前がいても、寂しいことは寂しい。やっぱり、行っていい」


その他
「そうさ、そうとも。本当だよ」
「ああ、そうさ。そうだとも」


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