Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Tlapatla トラパトラ





アステカ風の衣装を身につけた女性だ。悲しそうな顔をしている。

(初回)
彼女は疑いの目でキミを見た。「そこで止まりなさい!私の殺害が目的ですか?」
→はい
彼女は悲鳴をあげた。「誰かおらぬか! くせ者じゃ!誰かおるか!」
そう叫ぶなり、気絶してしまった。
→いいえ
彼女は肩の力を抜き、態度を一変させた。「あら、よかったわ。私は退屈しています。少し話をしていきなさい」

(モクタポトル復帰前)
彼女は弱々しくキミを見た。「アバタールですね」そう言ってため息をついた。「何をしに来たのです?状況は何ひとつ変わってはいないのですよ。いえ、答える必要はありません。何の用ですか?」

(初回、モクタポトル復帰後)
彼女は大きく目を見開いた。「我が夫、ウィトラパクティが人々の手によって殺害されたことは、宮廷の奥から響いてきた騒音で知っています。お前が夫の殺害を可能にしたということも、聞いています。私も殺害するのですか?」
→はい
彼女は大声をあげた。「誰か! くせ者じゃ!誰か出ませい!」
しばらく沈黙が続いた。
しかし、誰もやって来ない。
彼女は萎れてしまった。「すでに、私を守る者もないようですね。では、殺しなさい。覚悟はできています」
「でも、私を殺さないほうがよいかも知れません。私は多くのことを知っています。私は夫を憎んでいました。だから、喜んであなたの力になりましょう。あなたが知りたいことを教えることもできると思います」
→いいえ
彼女は肩の力を抜いた。「長い間、恐れと憎しみの対象でしかなかった夫の殺害に、そなたが関係しているのなら、そして、私を殺す気がないのなら、そなたは私の友人です。何でもお聞きなさい」

(モクタポトル復帰後)
彼女は目を大きく見開いた。「アバタール!我が夫の青い光が失われたのは、そなたとその仲間の仕業と聞いたぞよ。光が消えるなり、人々は夫を襲い、命を奪ってしまった。それは恐ろしい光景であった。すべては、そなたの行ないに起因すること!」
すると不意に彼女の表情がゆるみ、安堵の微笑みが浮かんだ。「よくやってくれましたね。ナフアトラの王妃として、すべての人々を代表して感謝します。私は再び、何物にも恐れることなき自由な生活を送ることができます。礼には何をお望みですか?」

(二度目以降)
「よく来てくれましたね、アバタール。ティクティカトルの宮廷へようこそ。今回は、どのような用ですか?」
「私はナフアトラの王女です。この宮廷を管理しています。ここで働く召使いと、彼らの仕事の責任者でもあります」


名前
「私はトラパトラ。モクタポトル王のいとこにあたります」
(モクタポトル復帰後)
「ウィトラパクティの妻です。私はまた、前の王、モクタポトルのいとこです」


トラパトラ
「はい?」


仕事
「私はナフアトラの王妃です。いとこが王であったときは、私は位の低い王女でした。そして、この宮廷の管理責任者を務めていました。しかし、あの気の狂った夫が王座についてからは、その仕事も取り上げられてしまいました。ただここに座って、何もしないでいろと言われているのです」


ジパクトリオトル
(スペクターがいない時)
「ジパクトリオトルのことを知りたいのですか?あの者は、あなたと同じように、遠い世界から来たそうです。不思議な力を使って、あらゆる攻撃から自分の身を守っています。あの者は、私のいとこにあたる聡明な国王モクタポトルと、善良な祈とう師ワシュテパクを追放してしまいました。ひどい悪党です」
(スペクターがいる時)
彼女が口を開こうとしたとき、ジョアン・スペクターの顔があるのを認めて、彼女は目を細め、拳を握りしめた。何かを言おうとしたが……
<スペクター>:スペクターが先に口をきいた。「私に対して、よい感情をお持ちでないことは、よくわかっています、王妃さま。私は己の悪事に対して重大な責任を感じています。頭がどうかしていたのです。でも今は、こうしてアバタールの仲間に加えてもらい、私が犯した罪の償いに身を捧げています」
彼女は拳をゆるめた。しかし、心から親しい感情を表わすことはできなかった。彼女はかすれた声で言った。「よろしい。しかし、この寛容な仲間たちと別かれてひとりになったときは、決して私に近付かないでください」


祈とう師
「前の祈とう師ワシュテパクのことですか?それとも、ワシュテパクを追放したジパクトリオトルのことですか?」



「とても若いときに、高貴な家系のウィトラパクティと結婚したのですが、彼は年をとるごとに、次第に残忍な性格になっていったのです。そして、人を殺すことが、また人が殺されるのを見ることが、何よりの楽しみと感じるまでになってしまいました。モクタポトルは、人々に危害が及ばないよう、彼を遠いところに隔離していたのです。しかし、あの悪魔の祈とう師ジパクトリオトルが現われ、ウィトラパクティを解放し、反体制の人々を操ってウィトラパクティを王位に就かせ、自らは祈とう師の座についたのです。ジパクトリオトルはウィトラパクティに不思議な光を放つベルトを渡しました。とても強い光で、どのような武器も、その光を貫くことはできません。それは、不思議な秘密の都からの力によって作られていると聞きました」
(モクタポトル復帰後)
「でも、すべては過ぎ去った話。ウィトラパクティは倒れ、その悪行の根は、ナフアトラから一掃されました。今では、すべてのナフアトラ人は、働くときも寝ているときも、いつウィトラパクティに睨まれるかと怯える毎日を送っています。このような話を王にしてはなりませんよ。虫ケラのように殺されるだけです」


モクタポトル
(モクタポトル復帰前)
「彼はウィトラパクティとジパクトリオトルに追放されてしまいました。今は、再び王座を取り戻す日を待ちつつ、荒野をさまよっていることでしょう。ディスキキ族の村にかくまわれているという話も聞いています」
「モクタポトルは私のいとこです。ナフアトラの正統な王です」
(モクタポトル復帰後)
「そなたのお陰で、彼は王座に戻ることができました」


ディスキキ
「ディスキキ族は、宴を絶やさない愉快で平和な部族です。彼らの村は、ティクティカトルの西の平地にあります」



「ワシュテパクが持っていた、あの気味の悪い金の頭のことですか?宝の部屋にあると思います。おそらく、人間の大きな金の全身像の頭の部分だけを取ってきたのでしょう。私にはそう見えます」


ワシュテパク
(モクタポトル復帰前)
「ジパクトリオトルに監禁されるまで、彼が祈とう師でした。とても頭のいい人です。いろいろなことを知っています。早く解放されることを祈っています」
(モクタポトル復帰後)
「ジパクトリオトルとウィトラパクティが失脚した今、彼は再び祈とう師の職に就いています」


ミルミデックス
「ミルミデックスは、北西のどこからかやって来る、巨大な蟻のような怪物です。とても憎い存在です」彼女は肩をすぼめた。「でも、私たちナフアトラ人がどんなに頑張っても、彼らを退治することができません」


ピラミッド
「ティクティカルの都を歩けば、いやでも太陽のピラミッドが目に入ります。太陽のピラミッドとこの宮廷は、ティクティカトルで最も大きな建造物なのです」


王座
(モクタポトル復帰前)
「ウィトラパクティがジパクトリオトルと彼のベルトで守られている限り、モクタポトルは王座を取り戻すことができないでしょう」
(モクタポトル復帰後)
「もう何も心配することはありません。ウィトラパクティは倒れ、モクタポトルは、無事、王座に戻ることができました」


ベルト
「とても不思議なベルトです。見たこともない金属でできています」



「ティクティカトルの都のことですか?それとも、伝説の秘密の都のことですか?」


ウラリ
「ウラリは体の臭い野蛮な部族です。彼らは北東の方角からこの都に攻めてきます。しかし、彼らが攻撃的になったのは、ダーデンという名の新しい王が誕生してからの、つい最近のことです」


退治
「このイーオドンの谷のすべての部族が……もちろん、ナフアトラも、そのほかの体の臭い部族も含めてですが……連合して力を合わせれば、ミルミデックスを退治することも夢ではないはずです」


連合
「すべての部族を連合させることは、ほとんど不可能に近いでしょうね。それには、すべての部族の酋長が同意しなければならないからです」


秘密
「ジパクトリオトルが言っていましたが、彼の魔法の力は、秘密の都の遺跡から来ているものだそうです。祈とう師のワシュテパクは大変に物知りですから、この伝説も知っているかもしれません」


ティクティカトル
「ティクティカトルは、私たちナフアトラ人の都です。今私たちがいるのが、ティクティカトルです」


ナフアトラ
「このイーオドンの谷において、最も高い文明を持ち、最も知的水準が高く……、そして最も匂わない人種が、ナフアトラ人です」


臭い
「ああ、臭い話なんて、やめてくださらないこと?」彼女はむきになって香水の染みたハンカチを顔の前でパタパタさせた。「それから、そなた。最後に川に飛び込んでから、どれくらい経ちます?随分になるはずよ。それじゃあ、野蛮人と変わりないわ」


さらば
「よろしい、下がりなさい」彼女はけだるそうに手を振った。


その他
「おお、そのような退屈な話はやめて、もっと別の話題になさい」


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