アステカ風の服を着た目つきの厳しい男だ。
（初回）
「余を傷つけようと思っているなら、気を付けたまえ。余はこう見えても戦士なるぞ」
（復帰後初回）
「余に王座を取り戻してくれた勇敢なる戦士アバタール! 会えて嬉しいぞ」
（二度目以降）
「アバタールではないか。余を再び王座に戻すと約束してくれたが、余はまだここにおる。このディスキキの地で、いまだ放浪者の生活を送っている」
（復帰後二度目以降）
「おお、これは、外界からの奇妙なる戦士。余は穏やかなる心をもって歓迎するぞ」
名前
「余の名はモクタポトル」
仕事
「余こそ、ナフアトラの正統なる王だ」
（復帰前）
彼は自分の周りを指差して言った。「これなる素朴な環境は、一国の王にふさわしいものとは言いがたい。余は、放浪の身である」
（復帰後）
「しばらくの間、余は放浪者であった。しかし、そなたの尽力の甲斐あって、再び王になることができた」
部族
「余はナフアトラ人だ。この谷のほかのどの部族よりも、格段に高い文明を有している」
戦士
「余の戦士としての武勇は広く知れ渡っている。余は、好戦的なヨラルーやクーラックなどの部族や、恐ろしいミルミデックスと戦ってきた」
放浪
（復帰前）
「余のいとこの夫であるウィトラパクティが、余の王座を不当に奪ったのだ。彼は、ジパクトリオトルという名の非常に変わった祈とう師によって守られている。何をもってしても、彼らを傷つけることはできない」
（復帰後）
「そなたのお蔭で、もう放浪生活は終った」
ジパクトリオトル
「出身地は不明だが、ジパクトリオトルの体は奇妙な光に包まれている。どのような武器も、その光を貫くことはできない。彼は、同じ光をウィトラパクティにも与えた。それによって、この余ですら、彼らに傷ひとつ負わせることが不可能となってしまった。ジパクトリオトルとウィトラパクティは結託して、それまで祈とう師を勤めていたワシュテパクを投獄したのだ。危うく余も捕まるところだったが、なんとか逃げることができた」
（復帰後）
「だが幸いなことに、そんな暗黒の日々は過ぎた」
「そして、このディスキキの村で、王座を奪回する方法を摸索しながら、こうしている訳だ」
ウィトラパクティ
（復帰前）
「ウィトラパクティは異常性格者だ。次から次へと人を殺す。彼の人殺し癖を止めることは、誰にもできない。この余ですら、できぬことだ」
（復帰後）
「ウィトラパクティは異常性格者だ。彼が抹殺されたことは喜ばしい限りだ」
ワシュパテク
（復帰前）
「ワシュテパクはナフアトラの祈とう師だったが、ジパクトリオトルによって投獄されてしまった。ワシュテパクはジパクトリオトルの不思議な力の源について、何かを掴んでいたらしいのだ。彼がそのことを余に伝えようとしたとき、ジパクトリオトルの手の者が迫り、余は逃走を余儀なくされた」
（復帰後）
「ワシュテパクはナフアトラの祈とう師だ」
トラパトラ
「トラパトラは余のいとこだ。あの異常性格者のウィトラパクティと結婚したことは、このうえない不幸と言わざるを得ない」
（復帰後）
「……だが、そなたがウィトラパクティを追放し、彼女との縁を絶ってくれたのは、なんとも喜ばしいことだ」
ミルミデックス
「ミルミデックス……。恐ろしい怪物だ」
（連合後）
「ミルミデックス退治のために力を合わせることには、すでに同意したはずだ」
（連合の話をした後）
「以前、我々は語り合ったな。そして、ミルミデックス退治のために力を合わせることに同意したはずだ。ただし、それには、ウィトラパクティを失脚させ、余が再びティクティカトルの王座に戻っている必要がある」
（連合の話をする前）
「単独で彼らに対抗できる部族はない。しかし、余も含め、どの部族の長も、ミルミデックス退治のために連合しようなどとは考えぬであろう」
部族
「この谷には、ほかにもたくさんの部族がある。バラッブ、ディスキキ、ハークール、ジュカリ、クーラック、ピンディロ、サックラー、ヨラルー、それにウラリだ。どの部族について知りたいのか?」
クーラック
「クーラック族は立派な戦士だ。この北西に住んでいる」
ヨラルー
「肌の黒い強靱な戦士たちだ。ティクティカトルの北に住んでいる」
ディスキキ
「ティクティカトルの西の低地に住む部族だ。実にめでたい連中だ。戦闘の才覚はまるでない」
（復帰前）
ため息をついて、彼は自分の周りを指差した。「この愚かな者どもがディスキキ族だ。しかし、実に親切に、放浪生活を送る余の世話をやいてくれている」
バラッブ
「狭い谷を抜けた西の地域にバラッブの村がある。高い台地の頂上に住む雲中の民だ」
サックラー
「サックラーは、バラッブの村のさらに東に住む部族だ。彼らは爬虫類だ。非常に勇猛な戦士でもある」
ジュカリ
「ジュカリは、南東の火山地帯に住む部族だ。溶岩を噴き出す山に囲まれて生活するという、変わった連中だ」
ハークール
「醜く鈍重だが、非常に力の強い部族だ。南東の、ジュカリ族の村の近くに住んでいる」
ピンディロ、バラコ
「はるか北方には、ピンディロとバラコが住んでいる。彼らのことは、余にもよくわからぬ」
ウラリ
「東方のどこかに、ウラリの村がある。正確な場所は知らない。何百年もの間、彼らは、ほかの部族と離れて生活している」
（ダーデン撃破前）
「最近、酋長が代替りしてから、ウラリ族は外へ出るようになり、ナフアトラを攻撃するようになった。彼らも我々の敵として数えられるようになったのだ」
ナフアトラ
「余はナフアトラ人だ。そして我々の町はティクティカトルという。すべて石で造られた壮麗な都だ」
連合
「部族を連合させたいと申すか?この余ですら、そのようなことは成し得ぬと思うが」
彼はしばらくの間、キミを値踏みするように眺め回した。
「そなたは、ほかの誰もが成し得ないことを成す人間だと見た。なんとも不思議な人間だ。そなたの部族同士を連合させたいという構想を理解できる部族は少ないと思うぞ。ほとんどは、そなたの真意を疑ってかかるであろう」
「そなたに協力したいのは山々だが、余は今、余の軍隊を指揮できる立場にない。ウィトラパクティが実権を握っている限りはな。ウィトラパクティはジパクトリオトルから与えられた不思議な光のによって守られている。それがある限り、余は彼を倒すことができぬ。もし、そなたに、あの光を奪うことができれば、ウィトラパクティを追放することも可能なのだが。そうすれば、余は喜んで、そなたの言うところの部族連合に参加しよう」
ジミーは勢いよくメモを開いた。「というワケで、我々は内政干渉を行なうことになりましたと……。ねえ、ボス、本当なら僕たちは、現体制側の人間と交渉すべきなんじゃないですか?ま、メモには事実のとおりに書いておきますが」
（達成後）
「よろしい。ウィトラパクティを抹殺し、余を復権させてくれたことで、余はそなたに大きな借りができた。そなたが部族を連合させたいと言うのなら、余も全面的に協力しよう」
「だが余は、余が戦うに値する敵としか戦わんぞ!」
（連合後）
「余はすでに、部族連合の計画に協力を惜しまないことを、そなたと約束した。余はそなたに借りがあったが、これで借りを返したことになるな」
（達成前）
「そなたが部族を連合させるにあたって、余は協力を惜しまないと約束した。ただし、余を追放したウィトラパクティを失脚させるという条件付きでな」
さらば
「さらばだ。精霊の加護があらんことを」
（連合後）
「さらばだ、我が友アバタール」
その他
「それについては、何も知らぬ」
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