
赤銅色の肌をした、乱暴そうな大男だ。
  (初回)
  「おい、お前、話がある。行くんじゃない。オレ様ぁここの囚人だ。お前はここに侵入者してきた。オレたちには、共通するものがあると思わないか。オレたちは両方とも、ウィトラパクティとジパクトリオトルの法律に違反したってことだ。それで、オレに何か用か?」
  
  (二度目以降)
  「またテメーか!テメーは、オレを出しやがらなかった!オレを裏切ると、どういうことになるか、思い知れ!」
  「おい! 監守! 監守ぅーっ!」彼は声の限りに叫んだ。
  名前
  「オレはキポトリ。暴れ者キポトリ、血みどろキポトリ、殺人鬼キポトリ、反逆者キポトリ様だぁ!」
  <ジミー>:ジミーがキミの耳元で言った。「説明王キポトリ様だね」
  キポトリが唸った。「今、なんて言った?」
  キポトリ
  「オレの名前を口にするときは、頭を下げろ!」
  仕事
  「オレは戦士だ。野蛮人を殺す。大トカゲを殺す。ナフアトラの役人どもを殺す。誰でも殺す。だが、今は囚人だ。ワシュテパクと同じだ」
  部族
  「オレはナフアトラ人だ」
  囚人
  「ヤツらはオレに言った。オレの部族の役人を殺すなとな。そこでオレは言ってやった。オレに指図できるヤツはいねーとな。そして、オレはそいつらを殺してやった。すると、また人が来てオレに聞いた。何でこんなことをするんだとな。オレは言ってやった。オレは質問には答えないとな。そして、そいつらも殺してやった。すると、もっと人が出てきて、オレに網をかけやがった。だから、オレはそいつら全員を殺すことができなかった。だから、ココにいるってワケだ。おい、お前。オレをここから出せ。出すか?」
  →いいえ
  「オレに逆らうな!お前も殺されてーか。殺されたくなかったら、オレをここから出せ」
  →出す
  「そうだ。オレをここから出すんだ。そうしたら、お前の仲間になってやる。お前の敵は、みんな殺してやる。オレの敵も殺す。ただ、扉を開けたままにしておけばいい。お前の一生の友だちになってやろうってんだ。そうとも。どうだ、オレを出すか?」
  ワシュテパク
  「祈とう師のワシュテパクか?ああ、ここにいる。このすぐ近くだ。厚い扉のある監房だ。窓のない扉だよ。あんな野郎に会っても仕方ないぞ。あいつは腰抜けだ」
  仲間
  「仲間だと!?テメーみてぇな惨めなお人好しの仲間になれってか?オレはただ、ここから出せと言ってるんだよ。テメーのその、オレに対する無礼の謝罪としてな!さもないと、ぶっ殺すぞ!」
  さらば
  「ダメだ。行くんじゃねー。オレをここから出すんだ。今はっきりと言ってもらおう。オレを出すのか、出さねーのか。言わねーと、監守を呼ぶぞ。大きな声で叫ぶからな、ヤツらはすぐに駆けつけてくる。さあ、どうする。オレを出すか出さねーか?」
  →はい
  「よーし!扉のカンヌキを外しておいてくれ。わかったな」
  →→はい
  「よーし。扉を開けろ。早くしろ」彼は一歩下がって待っている。熱い期待の視線を扉に向けている。
  →→いいえ
彼の体が真っ赤になった。すごく怒らせてしまったようだ。「ここではオレがお前を殺すことはできない。だから、監守に任せる」彼は大声をあげた。「監守! 監守ぅーっ!」
→いいえ
  「ダサネェー? 出さねーだぁ?わかった。ここではオレがお前を殺すことはできない。だから、監守がお前を殺すのを見ててやる」彼は声の限りに叫んだ。「監守! 監守ぅーっ!」
  その他
  「関係ねー! ツベコベ言わずに、オレをここから出せ!」
  
  
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