Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Johanne Spector ジョアン・スペクター





細身で黒いあご髭を生やした、やさしい目の男だ。
「はい、アバタール?」
(問題について)
「アバタール。私たちが直面している問題 について、ぜひとも話を聞いて欲しい」


なまえ
「もちろん、私はジョアン・スペクターだよ。私は正常な精神を取り戻した。しかし、名前はそのままだ」


スペクター、ジパクトリオル
「どうか、ただ”ジョアン”とだけ呼んでくれ」


仕事
彼はため息をついた。「仕事はない。以前、私は考古学者だったが、その分野で大失敗をしでかした。今では、ナフアトラの利己的な祈とう師、ジパクトリオトルという役も、演じてはいない」


ナフアトラ
「ここでは、もうどの部族とも何の関係もないよ。ナフアトラの人々も、恐らく私に戻って欲しいとは考えていないだろう」


問題
「私は目が覚めた。そして、私はミルミデックスとの対決には、数多くの問題が潜んでいることに気がついたのだ。ミルミデックスは、ひとつの部族だけで対決 するには、あまりにも数が多すぎる。彼らを退治したければ、この谷のすべての部族が連合して戦う必要がある。しかし、ミルミデックスを退治するだけでは十 分ではない。彼らの女王を倒さなければならないのだ。そうしなければ、女王はいくらでも子供を産んで、また人間を襲うようになる。さらに、女王を倒して も、まだ十分ではない。ミルミデックスの洞窟のどこかに、大きな黒い石がある。我々をこの世界に運んだ小さな石と同じものだ。その石は、非常に変わった形 態の強力なエネルギーを放射していて、そのエネルギーは、この谷全体の時間の流れを歪めている。エネルギーの強さから察して、それを破壊しない限り、私た ちは、ずっとこの谷に縛り付けられていることになるだろう。よしんば、ここから脱出できて、元の世界へ帰ることができたとしても、ここに残された原住民 は、なす術がない。じきにミルミデックスは、石のパワーを利用する方法を発見するだろう。それは、この谷の全人類の滅亡を意味する。そして恐らく、彼らは 私たちの世界へも侵攻してくるだろう。ミルミデックスの洞窟の石 は、何としても破壊しなければならない」


黒い石
「ミルミデックスの棲みかとなっている洞窟には、奇怪なエネルギーを秘めた大きな黒い石がある。そのエネルギーによって、私の精神は狂わされてしまった。 大変に危険な石だ。何としても破壊しなければならない。私の推測では、この石は地下都市コトルで、エネルギー源として使用されていたものだ。コトルで奴隷 として働かされていたミルミデックスが反乱を起こしたとき、彼らがそれを持ち出したのだろう。それでも、コトル のジェネレーターは、石からパワーを引き出し続けた」


ミルミデックス
「私は、地下都市コトルを徹底的に調査した。そこでわかったことは、ミルミデックスは、理想的な労働力として人為的に作られた人工の生物だということだ。しかし、ミルミデックスの性格は粗暴すぎた。そのため、黒い石を持って逃げてしまったのだ」


コトル
「地下都市を建造したコトル人は、二足歩行する小型爬虫類カルノザウルスから進化した直立爬虫類だ。彼らは超自然的知識が豊富で、巨大な黒い石から神秘の パワーを引き出す技術力があった。この石のパワーが、彼らの都市のエネルギー源になっていたのだ。コトル人はまた、そのパワーを利用して、ミルミデックス という奴隷生物を産み出した。しかしミルミデックスは、あまりにも暴力的すぎて、支配することが困難だった。ついにミルミデックスは、石を持って逃げてし まったという訳だ。しかし幸いなことに、コトルのジェネレーターは、遠くに持ち去られた石からも、十分なエネルギーを引き出すことができた。その後、コト ル人は同じことを繰り返した。今度は、私たちの世界へ足を伸ばし、さまざまな人間のグループを連れ帰ったのだ。それが、現在この谷で生活している人々の先 祖だ。しかし、彼らも蟻と同様に強い意志を持って生きていたから、彼らもまた、自由を求めて、コトル人の手から逃亡してしまった。一度逃げ出したミルミ デックスは、かつての主人に復讐するために、コトルに戻った形跡がある。そのため、コトル人は地上に逃れ、地下都市への道を封印してしまった。それは、私 が黒い石のパワーを利用する方法を発見して、地下都市への入口を開けるまで、ずっと封印されたままだった。キミも見て知ってのとおり、私は、入口を開けた ままにはした覚えはない。でも、キミは入ってきた。地下都市から脱出したコトル人の子孫が、現在のサックラー族だ」


連合
「そう。部族の連合は必要だ。この谷の部族の人々は、みな酋長の言葉に従う。だから、それぞれの酋長に直接会って、連合に参加するように説得することが大切なのだ」


別れる、待て
彼は頭を横に振った。「アバタール。ひとりで谷を歩き回ったところで、私が犯した罪を償うことはできない。キミについていきたいのだ。この問題を解決するために、キミの力になりたいのだ。キミから離れる訳にはいかん」


仲間
「もうすでに仲間になっているよ、アバタール君」


さらば
「わかった。おしゃべりは、また後にしよう」
(問題について聞いていない時)
「わかった。少し黙ろう。でも、私たちが直面している問題についてだけは、ぜひ早いうちに聞いていただきたい」


その他
「よく意味がわからないが」



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