Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Fritz フリッツ





いかにも堅物といった金髪の男だ。ボロボロだが普通の洋服を着ている。
(初回)
「マイン・ゴート! 文明人ですネ!またしても、この原始の穴に落ちた、遠い世界の人ですヨ! ヴェルカム!地獄へようこそ。ストレンジャー!」彼の言葉には、ドイツ語なまりがある。
(二度目以降)
「アァ! 原住民と融和を果たした我らが地球の英雄ネ」彼は皮肉まじりに言った。


名前
「フリッツ・フォン・フントラーベン。ミュンヘンの出身デス」


フリッツ
「ヤー? 何デスカ?」


仕事
彼は鼻で笑いながら言った。「ワタシは、世界で一番、雇用者運のない人間。実際は、考古学者なんですヨ。つい最近まで、ワタシは、ドクトル・ジョアン・スペクターの助手でした。本当の意味での仕事ではありません。ずっと、助手のフリをしていただけデス」


スペクター
「ヤー。スペクター。頭の切れる男。考古学者であり、人類学者であり、地質学者デス。ワタシは、彼と、いろいろなところへ発掘調査に行きました。彼の気が変になったのは、ワタシの責任なのデス」


責任
(二度目以降)
「前に一度、話したでしょ。話すと長いですヨ。また、聞きたいですか?」
→はい
「仕方ないでしょう」
→いいえ
「グーット!またまた長くなりますからネ」

彼は、ため息をついた。「グアテマラに発掘調査に行ったときデス。ワタシは、いくつかの石を見つけました。黒焦げになった石でした。そのときは何だかわか らず、ずっと後になって、ドイツに戻り、ドクトル・スペクターに見せたのデス。彼は、その石に引き付けられていきました。珍しい放射性のエネルギーを含ん でいると言ってました。彼の知りあいの学者に、たくさん手紙を書いて、そのことを知らせました」
<ラフキン>:ラフキン教授が口を挟んだ。「その話は真実だ。私が保証するよ、アバタール君」
「お会いできて光栄デス。ラフキン教授。アナタの評判は、いろいろ伺っています」
「ある日、彼を訪ねると、彼は奇妙なバッテリー装置に、例の石を取り付けているところでした。これから、ワタシにこの石で何が起こるかを見せてくれると言 うのです。この石は、布のように編み合わさった時間と空間の構造に、小さな波を起こすのだと、言いました。しかし、その結果は、彼自身にとっても驚きでし た。石からパワーを引き出そうとしたときです。突然、黒い……ドアのようなものが現われたのデス。それが、ワタシたちの上に降りてきて、ワタシたちはここ へ運ばれたんだと、思いマス」彼は手振りでこの世界を示した。
「とにかく……、ワタシはあらゆる努力をしてきました。食料を探し、攻撃的な原住民から身を守り、ワタシたちをここへ連れて来たプロセスを逆転させる方法 を探しました。しかし、彼の心は次第に変わっていったのデス。元の世界に帰ることをあきらめ、新たなエネルギー放射の源を突き止めることに執念を燃やし始 めたのデス」
「ある日、彼は姿を消しました。何週間もたってから帰ってきたときには、彼の目には狂気の光がありました。そして、彼が水晶の脳と呼んだ装置を持っていま した。彼は、このずっと南西に、地下都市を発見したと言いました。その水晶の脳は、彼が見た驚異の世界の証拠品なのだそうデス。彼は、そこで手に入れたパ ワーを利用して、世界を征服するプランを立てました。そこで、ワタシは、彼に言いました。アナタは狂っていると。彼は私に出て行け、言いました。ワタシ は、ライフルの弾と、水晶の脳を持って、この洞窟まで逃げてきたのデス。土着民たちは、私がここにいるのを喜んでいるようデス」


水晶の脳
「水晶の脳の話、前にしませんでした?スペクターは、それがある種の記憶装置と言いました。でも、それだけ教えて、オカシクなってしまったんですヨ」
彼はしばらくポケットを探り、変わった形の透明な装置を取り出した。「なぜ、スペクターはこれを脳と呼んだか、ワタシにはわからないデス。なぜか、聞きま した。すると、非常にたくさんのことを話してくれましたが、まったくアンダスタンドできませんデシタ。コレ、アナタなら、何かわかるかも知れないでしょ」 そう言って彼は、キミにその装置を渡した。
(荷物が一杯の時)
あなたに、コレ、あげます。でも、あなたの荷物、いっぱいみたいですね」



「アタマといえば、以前、ゴールドの頭を発見しましたが、スペクターに取られてしまいました」



「ヤー。この洞窟に、ライフルの弾、少しあります。でも、ライフルはないデス。ワタシがジョアンのことを、オカマシュタインと呼んだのに腹を立てて、壊してしまったのデス」


原住民
「ヤー。ここには、たくさんの部族の原住民が生活しています。この洞窟の南東にはピンディロ、南西にはバラコ、その南には、もっとほかの部族が生活してい ます。ここへ来たばかりのときは、彼らとうまくやっていくことが、難しかったデス。でも、今では貴重な戦士ですヨ。彼らはボクシングのことは、何も知らな い。だから、ワタシは、大変に尊敬されています」


仲間
「ネイン、ネイン!ワタシはここから動きませんヨ。どこかでスペクターに会いでもしたら、ワタシ、ネ」


さらば
「いつでも、訪ねてきていいですよ。文明人と話ができるのは、何より楽しいことデス」


その他
「失礼? 日本語、あまりよくわからないです」



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