Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Chafblum チャフブラム





背が低く黒髪で、難しい顔をして酒に酔っている男だ。
「なんだ、また、お前か」

(ジミーがいる時)
「おお……お利口さんか。あん?」
<ジミー>:「僕はずっと、このディスキキの連中にとじ込められていたんですぜ。でも、この男、最初に会ったときから、どこかで見たような気がしてならないんですよ……」


名前
彼は木のしゃもじで、キミをピタンと叩いた。「チャフブラムはお前に口を聞いていいと言ってない。チャフブラム、お前になんか、絶対に名前、教えないんだから」
彼は、自分で言ったことを、しばらく考えていた。何か変なところがあったような気がして、難しい顔をした。


チャフブラム
彼はキミに怖い顔をして、話を続けるよう促した。


仕事
「チャフブラムはグオブラムの父。そして、チャフブラムはトカゲと戦う格闘士。2つの仕事。すごくよく似てる」
<ラリフィン>:「違う。そうじゃない!チャフブラムは、ディスキキ族の酋長だ!」
「ウルヘー!お前になんかに聞いてない!」彼は、口を挟んだ男をしゃもじでペタンと叩いた。「チャフブラムは、奥ゆかしいトカゲ格闘士なのっ!」
<グオブラム>:「お父ちゃんは、この谷で一番立派な酋長なのよ」)
彼の顔は一層険しくなった。「チャフブラム、あんなブ女、見たことないぞ」


部族
「部族のことなど、何も知らん。特に、この部族のことはわからん」


モクタポトル
「ダレだぁ? ああ、そうそう、モクタなんとかだ。ナフアトラの。

(モクタポトル復帰後)
いなくなってよかった。退屈な野郎なんだもん」

(モクタポトル復帰前)
このへんにいるぞ……。いつも、そのへんに座って、追放されたと嘆いている」


プルキ
「チャフブラム、最高のプルキ作る。だが、グオブラムが全部飲んでしまう。グオブラムは飢えたトカゲと同じ」


モー
「遠い記憶を呼び起こす響きだ。昔、チャフブラムは遠いところに、違う名前で住んでいたような……」
彼は目をしばたかせると、しゃもじでキミをペチンと叩いた。「やめいっ! 頭が変になる」


パドル
「パドルか? ここにある。確かこのへんに……」
彼はまわりを見回したが、目が寄り目になってしまって、あきらめてしまった。
「パドルが欲しけりゃ、自分で探せってーの!」


グオブラム
「グオブラムはチャフブラムの娘。これ、グオブラム。お客人にスマイル!」
(ジミーがいる時)
<グオブラム>:はあ〜い!ジミー・マローンちゃん!一番かわいいグオブラムちゃんのそばに、お掛けなさいな!」
<ジミー>:「はあ〜い! グオブラムちゃん!ピラニアの川に飛び込んで、暴れ恐竜に抱きついてくださいな!」
<グオブラム>:「ううん、ジミーのイケズ」

(ジミーがいない時)
<グオブラム>:「はあ〜い!ハンサムなお兄さん!グオブラムのそばにお掛けなさいな!」
「シッ! グオブラムに近付くな。グオブラムは何よりも美しい。だが、それはお前のものではない。グオブラムは、ほかの客人と結婚する。ジミー・マローンだ」


ジミー
(ジミーがいる時)
「ありゃ、なんでここにジミー・マローンがいるんだ?」彼はジミーを指差した。「どうやって、小屋から抜け出した?」
<ジミー>:「なんでって、おじさん、忘れちゃったの?あんたが酔っ払って、グオブラムの結婚相手には、ここにいるアバタールのほうが相応しいとか言って、僕を逃してくれたんじゃない」
「そんなことを言ったか。言ったみたいだな。ジミー・マローンは解放する」彼はキミに向き直った。「結婚式の準備はいいか?」
<グオブラム>:「待って!ジミー・マローンは大嘘つき!アバタールは、ほかの女を探せばいい。グオブラムは、ジミー・マローンのものよ!」
「すまない、お客人。グオブラムの決意は固い。相手は自分で見つけてくれ」

(ジミーがいない時)
「じみー・まろーん……。おバカな名前!しかも、痩せっぽち。ジミー・マローンは、この村の牢獄にとじ込めてある」
彼は牢のある小屋を見つめようとした。しかし、なかなか目の焦点が合わず、見つめるのをあきらめてしまった。「グオブラムと釣り合いがとれるように、いま一生懸命にエサを与えている」


ラリフィン
「ディスキキの祈とう師は、ラリフィン」彼は大声をあげた。「ラリフィン!ラリフィンはどこだ?」
<ラリフィン>:「いないヨ」
「すまない。ラリフィンはいない」


太鼓
「太鼓が欲しいのか?なら、ツマッシュだ。ディスキキで一番の太鼓職人だ」
<レレイ>:「チャフブラム、彼を追い出したじゃないの。忘れちゃったの?」
「ウルヘー!お前なんかに聞いてない!」
「そうだ。チャフブラムは、ツマッシュを追い出した。話せば長いことながら、聞きたいか?」


連合
「ディスキキとほかの部族を連合させたいのか?ほかの部族に、アレされなくなるのか? あの……」
<レレイ>:「コーゲキ!」
「……ディスキキはいつも攻撃される。よし、わかった。連合に加わろう!」
<ラリフィン>:「待った!その前に、商談をまとめるべきだ。伝統のしきたり。徳のテスト、勇気のテスト、技のテストを要求する」
「ラリフィンの言うとおりだ。お前が3つのテストに合格しなければ、連合には加われない」彼はキミの顔を覗き込んでから、ラリフィンに顔を向けた。
<ラリフィン>:「2つのテストだ。こいつでは、徳のテストには絶対に合格しない」
「いかにも。2つで十分。勇気と技だ」
「第一のテスト。勇気!」
彼は、どろどろの白い液体が入った水差しを持ち上げた。
「プラクタだ。この滑らかで、繊細な香がわかるか」製紙工場と屠殺場が、明け方の廃棄物たれ流し合戦を繰り広げてるような臭いが、キミのところまで届いた。
「勇気のテストの時間だ。これを飲む勇気があるか?」
水差しのプラクタを飲むか?
→いいえ
まわりから、控え目なブーイングが聞こえてきた。
「お前、すげー臆病者」チャフブラムは、しゃもじでキミを叩いた。「シッ! あっちへ行け!」彼はそっぽを向いてしまった。

→はい
水差しを口に押しあてて、意を決して、舌に触る液体を一口飲み込んだ。まわりから拍手が沸き起こった。
ねばねばの毒性の液体が喉を通ると同時に、鳥肌が立った。
しばらくの間、キミは自分の名前も思い出せなくなってしまった。足と口が痺れている。目は開いたきり、閉じることができない。耳から蒸気が吹き出して、ピーピー音を立てているような感覚を覚えた。
そして、目が見えなくなった。
チャフブラムの声が聞こえた。「今日のは、いいプラクタだ!」
間もなく、視力が戻ってきた。
「技のテストは、何にしようかな?」
<ラリフィン>:「グオブラムと結婚させろ!」
<レレイ>:「ダメよ。それじゃ勇気のテストだわ!」
<グオブラム>:グオブラムは、両手いっぱいの果物をその女性に投げつけた。
「待て! わかった。この男に、とんがり歯に音鳴る物を付けさせる」
拍手が沸き起こった。
「この附近には、大きなトカゲがいる。普段は村の南東にいる。我々は、それを、とんがり歯と呼んでいる。立つと家ぐらいある。ディスキキの戦士を食らい、 よろよろと歩き回る。しかし、もっと戦士を食らうために、戻ってくる。技のテストは、とんがり歯に音鳴る物を付けてくることだ。そうすれば、ディスキキの 戦士は、とんがり歯が来るのがわかる」
<グオブラム>:「お父ちゃん、意味ないわ。とんがり歯が来るのが聞こえたら、みんな怖くなって逃げちゃうわよ!」
「娘は気にするな」彼はしゃもじでグオブラムを叩いた。
「ラリフィン、この男に音鳴る物を渡せ」
<ラリフィン>:ラリフィンは、キミに大きな銅のベルを渡した。牛の首に付けるベルのようだ。
「これを、とんがり歯に付けてこい」
(荷物が一杯の時)
<ラリフィン>:「こいつは、これ以上荷物が持てない」
「では、あとで荷物の整理をして、ラリフィンからベルを受け取れ。それから、とんがり歯にベルを付けるのだ」

「そうしたら、連合に加わろう」
<グオブラム>:グオブラムが鼻をすすって言った。「いい男は、みんな食べられちゃうのよね。偉大な戦士だけが、とんがり歯をおとなしくさせておいて、音鳴る物を付けることができるのよ」
「フム……娘の言うとおりだ。アバタールは死んだも同然。惜しいことをした」
<レレイ>:「シャマップのスピアがあるわ。シャマップのスピアよ!」
「あ、そうだね。シャマップは、ディスキキの変り者だった。ほかの者とは違っていた。大きなトカゲの歯を抜くのが好きだった。シャマップはよく、プラクタ を詰めた大きな皮袋をスピアの先に付けて、トカゲを刺していた。そうすると、トカゲは寝てしまう。そんなに驚くことでもない。チャフブラムだって寝てしま うだろう。シャマップのスピアに付けるプラクタをやる。スピアを準備する前に、使ってしまうなよ」
<ジミー>:ほかのみんなが話をしている間、ジミーはすべての会話をメモに書きなぐっていた。「こいつは、速記マスターの僕にとっても、かなりしんどい仕事でしたよ、隊長。でも、全部書いておきましたからね」
(荷物が一杯の時)
「ラリフィンも、そんなに持ってないから……ラーリフィン!この男が荷物が持てるようになったら、プラクタを分けてやれ」
<ラリフィン>:ラリフィンはブツブツ言いながら、しぶしぶ同意した。

→いいえ
「あー、よかった」

(任務達成後)
「アバタール、よくやった。とんがり歯、遠くから聞こえる。ゆうゆう逃げられる」

(二度目以降)
「そのときが来たら、アバタールの連合に加わってやろう」
彼はしゃもじで、キミをペタンと叩いた。「もう、その話は終わった!音鳴る物、とんがり歯に付けてこい」
彼はしゃもじの裏側でキミの胸を突っついた。「あ、ほら、何かついてる」胸のあたりを見ると、彼はしゃもじでキミの鼻をすくい上げた。「やーい、バカ!」

(試験に失敗した時)
「ディスキキを、ほかの部族と連合させたいか? 前にもそう言った。だが、アバタールは勇気のテストに落ちた。もう一度、テストを受けるか?」
彼は白っぽい液体が満たされた大きな水差しを持ち上げて、期待のまなざしをキミに向けた。


とんがり歯
「とんがり歯は、大きなトカゲ。あそこにいるラリフィンよりも大きなトカゲだ」
<ラリフィン>:「必ずそれを言う!」
「とんがり歯、いつもこの村の南東にいる。ディスキキの人間を食って、あとは寝ている」


プラクタ
「もっとプラクタ欲しいか?」
→はい
「残念でした。自分で探せってーの!」
→いいえ
「なら、なぜ聞く!」彼はプラクタの水差しで、キミをポカリと叩いた。


さらば
「あー、せいせいするよ」


その他
「チャフブラム、”○”のことは何も知らない」



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