Ultima Savage Empire
登場人物セリフ集

Aloron アロロン





年はとっているが、まだまだ腕の立ちそうな戦士だ。知的な目をしている。
(初回)
「来たか、アバタール。お前は、アイエラがダーデンに連れ去られたときに頭を殴られて、ずっとこの村で眠っていたのだぞ。それが元気になって、クーラック 族の酋長のもとへ挨拶に参ったか。しかも、我が娘アイエラが一緒とは!酋長として、そして友人として、アバタールを心より歓迎するぞ」

(二度目以降)
「すっかり元気になったようだな。こうして、酋長のところへ挨拶に来られるまでになったか。それで、何の用だ?」

(アイエラ救出後)
「おお、アバタール。アイエラの恩人!来てくれて嬉しいぞ。さて、このアロロン、いかなることで、アバタールのお役に立てるかな?」

(アイエラ救出前)
「どうした、アバタール。まだアイエラを助け出してはいないではないか。なぜ戻ってきた。何があった?」
「クーラックの村は、いつでもアバタールを歓迎するぞ」


名前
「アロロン。アイエラの父だ」
(アイエラがいる時)
<アイエラ>:アイエラは父親に飛びつき、しばらく抱きついていた。「ただいま、お父様!アバタールが、一緒にお父さんに会ってくれるって」


仕事
「クーラック族の酋長だ。クーラックの戦士たちを従え、ミルミデックスやヨラルーと戦う」
(ラフキンがいる時)
<ラフキン>:ラフキン教授がキミの耳元でささやいた。「私が世話になっていたヨラルーの人々の間でも、彼は誠実でまっすぐな人間として尊敬されていたよ」


部族
「この谷には、たくさんの部族が住んでいる。我々はクーラック族だ。ほかには、ヨラルー、ディスキキ、それに、石の村に住むナフアトラなどだ。それより遠 くの部族となると、北方にピンディロとバラコ。南東には、ジュカリと野蛮なハークール。南西には、バラッブとトカゲ人間のサックラーがいる。そして、南東 のどこかに、ウラリが隠れ住んでいる」


アイエラ
(アイエラ救出前)
酋長は重いため息を吐いた。「娘のアイエラは、私の宝だ。だが、ウラリ族の酋長、乱暴者のバカデカ・ダーデンに連れ去られてしまった。クーラックの戦士た ちが総出で、娘が捕らわれているウラリ族の隠れ村を探したが、見つからなかった。アバタール、お前も娘を探してはくれまいか。もし、娘を助け出してくれた なら、アロロンは恩に着る」
(アイエラ救出後)
酋長の顔がほころんだ。「娘を救ってくれたアバタールに、感謝の言葉もない」



「骨が欲しければ、クーラックの村から東へ歩き、ヨラルーに着いたなら、そこから南へ歩け。常に、左側に崖を見ながら歩くことを忘れるな。すぐに、大トカゲどもの墓場に出るはずだ」



「竹が欲しければ、たくさんの骨がある場所から南へ歩け。そうすれば、竹の林に出るはずだ」


ヨラルー
「ヨラルーはクーラックの村の東隣の村だ。酋長の名はアパトンという」
(アイエラがいる時)
アロロンはアイエラに困った顔を見せて言った。「アイエラは、ヤツらと仲がいい。特に祈とう師の娘のサーリーとは友だち付き合いをしている。まったく、親を困らせてばかりいる」
<アイエラ>:アイエラが反発した。「アイエラのほうが、お父様よりも部族のためになることを思いつくときだってあるわ!。クーラックがヨラルーと戦って いる限り、すべての部族が互に戦い合っている限り、いつミルミデックスに滅ぼされてもおかしくないのよ。私とサーリーは、ミルミデックスに対抗する唯一の 方法を知ってるわ。それは、すべての部族が連合すること。私たちの親たちは、まだそれに気付いてないのよ」
酋長はあきれた顔をするだけだった。




ミルミデックス
「ミルミデックスは、巨大で好戦的な蟻人間だ。この村のすぐ東に住んでいる。ヤツらは、ときどきこの村を襲っては、住民を殺し食らっていく。クーラック族 は、谷で一番優秀な戦士の血統だが、ミルミデックスは……人間相手とは訳が違う。想像を越えた強さだ。狂暴な連中が束になって襲ってくる。クーラックとい えど、かなわない」

(アイエラがいる時)
<アイエラ>:アイエラが口を挟んだ。「お父様、クーラックはミルミデックスを倒せますわ。ヨラルーやほかの部族と連合しさえすれば、負けることはないはずよ……」
酋長は顔をしかめた。「ヨラルーは我々の敵だ。ずっと昔から敵なのだ。手を結ぶことなどできるはずがない」
<ラフキン>:ラフキン教授が憤慨して言葉を挟んだ。「いやいや、お言葉ですが、酋長。その言動には、抗議させていただきますぞ。私はヨラルーに長く住ん でおりましたが、彼らは実に明かるく陽気な人々です。彼らと友好的に接することによって、彼らも、クーラック族に劣らず、立派な人々であることがわかるは すです」
酋長は不快満面に、虫を払うような手振りで教授を黙らせた。


トプルー
「トプルーは、かつて、ウラリ族の祈とう師だった。それが、なぜか知らんが、気が変になってしまった。ずっとずっと北西の、小さな島に住んでいる」


ウラリ
(アイエラ救出後)
「もう、ウラリに復讐しにいく必要はなくなった。娘が帰ってきたからな」

(アイエラ救出前)
「ウラリ族は、よく我々の領地を侵す。ヤツらは南東のどこからか現われるのだが、その村がどこか、わからない。それを知っている男がいると、聞いたことがある。トプルーという名の、頭のおかしい男だ」


ダーデン
「ウラリ族も、昔は平和な部族だった。バカデカ・ダーデンが酋長になる前は、ほかの部族の領地を侵すことなどなかった」


連合
「アバタール、この谷のすべての部族を、連合させると言うのか?」
→はい
(アイエラ救出前)
「アバタール、そのためにクーラックの協力が欲しいのか。ならば、アイエラを助け出してくれないか。アイエラは、ウラリ族のダーデンという大男に連れ去られてしまった。アイエラを助け出してくれたなら、アロロンは、アバタールの連合に加わろう」
<ジミー>:ジミーは勢いよくメモを開いた。「大切なことは、全部ボクのメモに書き込んでありますからね。ジミー・マローンの記憶は絶対であります、隊長!」
ジミーが大きな声で言った。「ねえ、ボス。これからこういう半端仕事を片付けていかなけりゃならないんでしょ。僕、それぞれの酋長の要求をメモしておきま すから。仕事の内容をチェックしたいときは、いつでも僕にメモって言ってくださいな。メモっておけば、忘れることもないでしょ」

(2度目以降)
「クーラック族の協力を得るためには何をしたらいいか、もうアバタールに話したと思う。アイエラを助け出すことだ。ほかの部族の協力が欲しければ、すべての部族の酋長の要求を満たし、その上、偉大なる太鼓を作らなければならない」

(アイエラ救出後)
彼は長い間、黙って考えていた。
そしてついに口を開いた。「アバタールは陽に当たりすぎたようだな。この谷の人間はみな、互に戦い合うことが好きなのだ。誰も知らない遠い昔から、ずっと そうしてきた。だが、たった一度だけ、みなが連合したことがあった。それは、さすらいの戦士オロロの伝説に語られている。狂暴なトカゲが大発生したとき、 オロロはすべての部族の酋長の間を渡り歩き、すべての酋長の願いを聞くことを誓い、戦いをやめさせようとした。そして、すべての酋長の願いを叶えてから、 オロロは、ナフアトラの北の小さな丘の上に、偉大なる太鼓を作った。そこからオロロは、すべての部族の酋長と戦士を召集し、トカゲと戦ったのだ。アバター ル、谷の部族をすべて連合させることは、恐ろしく骨の折れる仕事だと覚悟するがいい。だが、アロロンはお前の味方だ。アイエラを救ってくれた恩がある。い つでも、クーラックをあてにしてよいぞ」

→いいえ
「それならば、アロロンの知る限りではない」


どこ
「ここはクーラック族の村だ」


太鼓
「アバタールが言っているのは、伝説の偉大なる太鼓のことか?遠い昔、さすらいの戦士オロロが、石の村ナフアトラの近くの丘の上に、偉大な太鼓を作ったという話があるが」
「アバタール、すべての部族を連合させたければ、新しく、偉大なる太鼓を作らなければならない」


さらば
(アイエラ救出後)
「野蛮なウラリの男どもから娘を救ってくれたお礼だ。アバタール、いつでも自由にアロロンに話しかけていいぞ」

(アイエラと婚約時)
「アバタールはアイエラの目に微笑みを戻してくれた。アロロンはアバタールを我が最良の友とする」

(アイエラと婚約していない時)
「だが、アバタールを我が最良の友と認めるわけにはいかん。お前の態度は、アイエラに冷たい」

(アイエラ救出前)
「気を付けてな、アバタール。アイエラの捜索に力を貸してくれ。どうか、アイエラを捜し出してくれ」
「ふむ」彼は、プイと横を向いてしまった。


その他
「アバタールの異国の言葉は、よくわからない」



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