ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(FC)
第23章 悪の司祭ガーネフ



さて、次は幻の都テーベで宿敵のガーネフとの対決です。
前章で手に入れたスターライトの魔法を使い、ここでガーネフを倒してファルシオンを取り戻すのが目的となります。


この章のマップはSFC版と大きく異なっており、普通の城内戦のような感じになっています。
まずは、階段の下にいる魔道士と司祭の集団が相手になることに。
ロレンス将軍の後を追わないためにも、最前線のユニットはちゃんとMシールドで強化して挑みます。




また、ここの宝箱には2つ目の魔除けが入っているので、回収したらそのままリンダに使用しました。
ここまで来たら別に誰でもいいのですが、万一死なれたら困る者ということで。





下にいる一団を倒したら、ボスまでは一本道なので、あとはひたすら斬り進むのみ。
残ったマップも僅かなので、グラディウスやエクスカリバー、パルティアなどの武器も惜しみなく使い、これまでのフラストレーションを晴らすべくオーバーキルの攻撃力を振るいます。



ただ、ここで気付いたのですが、武器の耐久力を回復させるハマーンの杖は、このファミコン版ではこれらの伝説の武器に対しては効果が無く、市販の武器にしか使えませんでした。
せめてエクスカリバーには使えると思っていたのに、レナさんの使用価値がかなり下がったなぁ…。


ここで出てくる魔道士の大半は別に大した相手ではないのですが、中にはトロンを使う司祭がいて、チキが追撃を受けて死にかけました。



トロンは攻撃・命中共に非常に高いので、スピードのある司祭が使うとかなりヤバイです。
また、ここでも時折ブリザーで必殺を受けてビクっとします。
これもMシールドで強化していなかったら即死級のダメージになるので、案外油断できないところです。



そして最上階、いよいよガーネフと対峙です。
ガーネフは玉座付近に複数人いますが、本物はマフーを持っている1人のみで、あとは偽者となります。





とはいえ、偽者でも本物と同じ高いステータスで、攻撃力の高いウォームを使うので侮れない強さです。
Mシールドをかけた者以外がここに立ち入ったら集中攻撃を受けてあっさり昇天してしまうでしょう。

この偽者はアストリアやマルスなどの強力なユニットで誘き寄せて倒し、マフーを持った本物には、スターライトを持たせたリンダで挑みます。
誰に持たせても威力は同じなので、別にウェンデルでもボアでもいいんですが、一応父の敵ということで雰囲気を出してみました。

そして対決!





いきなり必殺を出し、ガーネフは一撃で倒れました。
もう少し苦戦するかと思っていましたが、こうもあっさり勝負が決まってしまうとは。
この淡白さは、Wizardryなどにも通じるところがありますね。




あとは、玉座に座った偽ガーネフを斬り捨ててステージクリア。
ガーネフの持っていたファルシオンを手に入れ、囚われていたマルスの姉エリスも救出しました。



ファミコン版のファルシオンは、相手からの直接攻撃無効化(マムクート以外)、使用するとHP全快、というチートじみた効果が付いているため、これによってマルスはほぼ無敵となります。
マルスは成長率も相対的に高めだし、レイピアとメリクルという強力な専用武器もあるし、この時代は非常に強いユニットだったのです。


(+は上昇したステータス )

名前 LV 武器 速さ 幸運 守備 HP
マルス 20 16 14 11 20 20 11 44
ジュリアン 18 14 13 7 20 20 9 28
レナ 9 1 7 8 9 11 3 16
マリク 18++ 1 9 17++ 14+ 17+ 7+ 33+
ウェンデル 13++ 3 8+ 17++ 15+ 11 9 31++
ミネルバ 15++ 15 9++ 19+ 17 6 18 26++
リンダ 16++ 1 14++ 16++ 15+ 19+ 6 31++
アストリア 17+ 17 20 14+ 16 18 11 35+
パオラ 14+ 10+ 13+ 14+ 16 3 10 30+
アラン 15++ 16++ 12++ 14 16 11 13 31++
エスト 13++ 12+ 11+ 17+ 20++ 6+ 10+ 24
チキ 15+ 11 11+ 15+ 13+ 14+ 5 31+


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