ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣(FC)
第21章 決戦マケドニア



次は、SFC版で削られてしまったマップその5、決戦マケドニアです。
グルニア王国を降したマルス達は、ドルーアの最後の同盟国であるマケドニア王国に進軍します。
『決戦』とある通り、ここは敵の大軍と正面から戦うことになり、一大会戦のようなマップとなっています。



マケドニアは飛竜の産地ということもあり、敵はドラゴンナイトを中心とした編成となっています。
これまでのパラディンや勇者などと同様、ここで出てくるドラゴンナイトもレベルが高く、強力な武器を装備しているため油断はできません。


まず、開始早々にドラゴンナイトの集団が三方向から飛襲してくるので、散らばっている味方ユニットを中心へと集合させて迎撃。
このあたりまで来ると、レナあたりは敵の攻撃に一撃も耐えられないため、周囲を厳重に囲みながら移動しなくてはいけません。
HPも守備力も上昇しないという仕様は、やはり厳しすぎる気が…。


しかし、ドラゴンナイトは攻撃力と守備力は非常に高いものの、素早さが低いため追撃の恐れは少なく、弓かドラゴンキラーで攻撃すれば簡単に倒せるので、移動範囲にさえ気を付ければパラディンや勇者よりは楽な相手です。



敵が飛行ユニットばかりということで、ここでは手塩にかけて育てているシューターのジェイクを出撃させましたが、ブーツを使用して移動力を上げた状態でも、森林地形では移動コストが大きいせいであまり動けません。
高い守備力もドラゴンナイトの追撃を受けてはさすがに盾とはなれないし、力も全然上がっていないので一撃でドラゴンナイトを落とすこともできず、何だかお荷物になっている気がしてならないところです。


一度戦いが始まると、矢継ぎ早に敵が襲ってきます。
最初の一団を倒しても、程なく敵陣近くの砦から増援部隊が出現するため、休む間もありません。



とにかく早く敵を処理するために、メリクルやパルティア、エクスカリバーといった貴重な武器を使い、確実に倒していきます。
ここまで来ると、もう残りの章も少ないので使い惜しみはしません。




しかし、味方の快進撃の裏ではジェイクがうっかり敵パラディンの射程距離に入ってしまい、危うく死にかけました。



ジェイクが脆いというよりは、守備力14の装甲をもってしても簡単にやられそうになるほどに敵が強いのです。
決してブーツを無駄にしたわけではありません。決して。


敵が一気に襲ってくる反面、戦い自体は時間がかからず、増援部隊まで倒したら残りはボスのオーダインのみです。
大して強い相手でもないので、さっさと撃破して制圧します。



このマップはボスまでの距離が短いので、あっさりしたものです。


ちなみに、ここには各種ドーピングアイテムを取り扱う秘密の店があるのですが、今回のプレイでは利用は禁止しているので用はありません。
ファミコン版のドーピングアイテムは効果が大きいので、マップ攻略で拾える物だけでも割と十分な効果があり、クラスチェンジ無しでも何とかなる感じです。
ミネルバやマルスなどは、スピードリングを使わなかったらここまでの活躍はできなかったでしょう。


(+は上昇したステータス )

名前 LV 武器 速さ 幸運 守備 HP
マルス 17+ 13 13 10 20+ 20+ 9 41+
バーツ 19 20 13 9 15 18 15 32
カシム 19 16 8 8 12 5 9 29
ジュリアン 16 12 12 7 19 18 9 26
マリク 16++ 1 9 15++ 13++ 16 6 32++
ウェンデル 11+ 3 7 15+ 14 11+ 9 29+
ウルフ 18+ 11+ 10 17 15 13+ 6 30+
ミネルバ 12+ 15 6 17+ 16 6 18 24+
リンダ 14+ 1 12+ 14+ 14+ 18 6 29+
アストリア 13+ 15 19 12 15 16+ 11 32+
パオラ 12+ 9 11+ 12 16+ 3 10 28+
アラン 12++ 14+ 10 13 16+ 11++ 13+ 28
エスト 10+ 10+ 10 15 17+ 4+ 9+ 24
チキ 10++ 9 7++ 12++ 8++ 9++ 5 28++
ロレンス 7++ 11 5++ 17++ 6 6+ 16 34


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