次は、祖国アリティアの隣国であるグラ王国との戦いです。
かつてアリティアの同盟国であったグラですが、突然寝返ってアリティアを背後から攻撃して滅ぼしたということもあり、ここはマルスにとっても因縁の戦いとなるところです。
スタート付近の跳橋を渡ったら、さっそく敵の一群との戦闘となります。
数は少ないので、ここまで育てた自軍であれば何てことはなく殲滅。
マルスもここでグラ兵を斬り刻んで怨念を晴らしたいところですが、北西に村があるため、まずはそこに行かなくてはなりません。
このマップに限ったことではないですが、総大将自ら村の慰問をしなくてはならないのは難儀なものです。
村に入ると、謎の男からトロンの書を手渡されます。
トロンの書は、オーラやエクスカリバーほどではないけど強力な魔法なので、彼の言葉通りボア司祭かウェンデル先生あたりに持たせておけば役立ててくれることでしょう。
この男の正体は後々明らかになります。
主力部隊が都市の中心部にいる敵を一掃したあたりで、西の海からペガサスナイトが2人現れます。
この2人は、ミネルバの部下であるマケドニア白騎士隊のパオラとカチュアで、主人のミネルバに従って自軍に加わってくれるのです。
パオラは初期能力が勇者アストリア並に高い上に成長率も非常に良く、カチュアは初期能力が若干低い代わりに、パオラをさらに上回る成長率を持つという、恵まれた性能を持ちます。
通常であれば、クラスチェンジすることで弱点の守備力が大きく強化され、主君であるミネルバを上回る最強の飛行ユニットとなりますが、今回の縛りではミネルバと同格くらいでしょうか。
しかし、すでにミネルバがかなり強くなっているため、飛行ユニットは1人いれば足りるかなといったところで、ヘタレてしまったカイン・アベルの代わりにこの2人を入れるのも悪くないですが、弓に弱すぎるからソシアルナイトの代わりとして使うのはちょっと難しいかな。
SFC版のように魔法防御が高ければ対魔道士用のユニットになれるけど、今回はそういった運用もできません。
パオラとカチュアが仲間に加わった後、今度は敵のペガサスナイトが同じ地点から増援として続々と出現します。
ペガサスナイトは弓兵にとって格好の経験値なので、ここでたっぷり稼いでおきます。
ジョルジュやウルフあたりは攻撃力が低すぎてペガサスナイトくらいしかまともに倒せないので、稼げる時に稼いでおかないと後がつらいです。
南東の宝箱の部屋にいるスナイパーはオグマで倒します。
彼はパワーリングでドーピングしてからというもの、見違えるように強くなりました。
増援を全て倒したら、いよいよグラ城内に突入します。
中には敵はほとんど残っていませんが、ここにいるレベル9のアーマーナイトはなかなか強力で、何気にボスのジオルに匹敵する強さです。
といっても、所詮はアーマーなので、アーマーキラーや魔法で瞬殺ですが。
敵ユニットはレベルアップによるステータスの増加率が非常に高いため、レベル9でも将軍並みの強さになります。
味方のアーマーなんて全然大した強さにならないのに、なんでこんな優秀な奴ばかり敵にいるんだろう。
ジオルは魔法で削った後、マルスのレイピアで突き殺してステージクリアです。
制圧後、アリティアに代々伝わる光の剣ファルシオンを探しますが、どうやらガーネフという司祭が持ち去ったという情報を聞き、行方を追うために魔法の国カダインへと行くことになります。
増援のペガサスナイトを大量に倒したこともあり、ここでもジェイクのレベルアップが大きく上がったのですが、またしても全然育ちませんでした。
成長率は悪くないはずなのに、見事に技ばかり上昇しています。
いや、技も重要なんだけど、もうちょっとこう満遍なく…。
その他では、ちまちまレベル上げをしていた盗賊のジュリアンが、いつの間にか強くなっていました。
よくよく見たら既にナバールを超えているような感じなので、もう主力としてカウントしてもいいかな。