The Bard's Tale2 プレイ記録 01 タングラマインの町


冒険者ギルドから出たら、いきなりタングラマインの街路から始まる。



この国は悪の魔術師ラゴス・ザンタの軍勢により侵略を受けており、国を守る秘宝デスティニーワンドも奪われて7つの破片に散りばめられてしまった。
各地を冒険してワンドを取り戻し、ラゴスを倒すのだ!
というのが今回のストーリーとなる。

とりあえず、パーティーの状態を見てみると、彼らは相変わらず裸一貫のスタートで何も装備していないためACは10であるが、今回は少しばかりのゴールドを持参してきてい る。



ショップもギルドのすぐ近くに用意されているので、前衛にだけは最低限の装備を整えることができるということだ。
また、前作のようにリセットしたら所持金 がゼロになる、という仕様も今回は無いようなので、これだけでも序盤の難易度は圧倒的に緩和されている。
というか前作があまりにもHELLモード過ぎたようにも思う。

とはいえ、じっとしていても時間が流れてモンスターとエンカウントするため、丸腰の状態では街を荒らし回るラゴスの兵士共に瞬殺されてしまい、パーティーを組んだ1分後に ゲームオーバーになることもザラである。
ここは修羅の世界であることに変わりはない。

とりあえず、急いでショップに行き、最低限の装備を整えた。



後衛の魔術師達には装備の金がかからないので、なるべく前衛に集中して購入する。
それでも、AC6か7くらいがせいぜいなので、被弾率が80%から65%になった程度ではあるが。


そして、しばらく道を歩いていると、さっそく悪漢共とエンカウントした。
さあ、店で買ったウォーアックスの切れ味を試す時だ。



相手はウォーリア2人。
この名前の後ろにある(10)というのは、敵との距離のことである。
10だと近距離攻撃が届く範囲で、20や30とかだと遠距離攻撃じゃないと届かないため、『近づく』というコマンドで1ターン使って距離を縮めなくてはな らないそうだ。
後々になって、この距離が絡んだ戦闘に大いに苦しめられるような予感がしてならない。

さて、ウォーリアとの戦いの方は、ウェイリンとモーフランが唱えた炎の剣(アークファイア)の呪文のおかげで、何とか勝利することができた。
予想はしていたが、前衛の攻撃は全然当たらないため、少なくともレベルが上がるまでは魔法頼りとなりそうな感じだ。

戦闘で受けた傷は、マジシャンの傷口の縫合(クイックフィックス)の呪文で回復させる。
そう、前作ではカンジュラーがレベル3になるまで回復呪文は使えなかったのだが、なんと今回はマジシャンが最初から使えるのだ。
マジシャンは前作ではレベル5になるまで補助呪文しか覚えないという序盤キラーの職業であったのだが、その辺を含めて見直しがされたようである。
ずいぶんとユーザーフレンドリーになったような感覚を覚える。


しかし、次なる経験値を求めて彷徨っていたら、ウッドスプライトという敵にあっさりと全滅させられてしまった。



死人を生き返らせるには大金がかかるため、レベル1でこうなってしまったら、もうリセットした方が早い。
やっぱ全然優しくないな…このゲーム。





町の外に出るとフィールドとなる。
このバーズテイル2では、町の外にもマップが用意されており、ここから複数の町を渡り歩くことができるのだ。



とはいえ、町の中でも民家の中でも敵は出るから、野外でも屋内でも危険なことに大して変わりはないが。


しばらくは、このタングラマインの町を探索をする。
町の施設は、最初の冒険者ギルドの他、おなじみの寺院や酒場がある。





寺院は傷や状態異常の回復を(高額な値段で)治療してくれる場所で、酒場はバードの喉を癒すための飲物を出したり、主人にチップを渡すことで情報を聞ける場所である。
この辺は前作と変わっていないようだ。


また、町には銀行もある。
ここでゴールドを預けることで、各町にある支店から引き出せるとのことだ。



リセットしたら強制的に所持金がゼロになる前作であれば有用な施設かもしれないが、今回はそんなに利用することがあるかな。


前作同様、民家の大半は入っても何も無い。
何も無いばかりか敵に襲われることもあるため、迂闊に入るべきではないが、この町の東の端の家には、我々を待ち構えていた魔法使いがいた。



見た目は敵のドルイドと同じだが、彼は宮廷に仕える魔法使いらしい。
いきなり仕事を斡旋してくる彼の話を聞くと、どうやら、この国の王女がダークロードなる者に連れ去られてしまったそうだ。
そして、そのダークロードはこの下のダンジョンにいるので、歴戦の冒険者たる我々に助け出してほしい、とのことだ。



なるほど、事情は分かったが、さすがにレベル1では無理だろうから、しばらくレベルを上げてから、最初にこのクエストに挑んでみるべきかな。





こうしてパーティーはタングラマインの町を徘徊し、強敵に出遭ったらリセットをしつつ、ようやくレベル2に昇格できる経験値を稼いだ。
ここでも前作と同様、町にある評議会に行くことでレベルアップしてもらえる。



ゴールドも、そこそこのペースで増えていくので、装備も徐々に整い戦闘にも次第に余裕ができてくる。
最初こそ全滅させられてしまったものの、もはや8割方の敵には勝てるようになった。



そして、この勢いで敵を狩りまくり、一気にレベル3まで経験値を稼いだ。
これで術士達が新たなる呪文をできるようになるが、ここも前作同様、評議会に金を払わないと呪文を教えてもらえない。
その金額は一人1000ゴールドで、3人分だと3000ゴールド。
痛い出費だが、カンジュラーの2人が治療の言葉(ワードオブヒーリング)を使えるようになったことで、より安定性が増した。








新しい呪文も覚えたところで、あの魔法使いが言っていたダークロードの領域とやらに降りてみる。
地下ダンジョンは真っ暗で、魔法かアイテムで明かりを灯さないと全く先が見えない。



さあ、ここからはマッピングだ!
と、意気揚々と歩いたら、いきなりメッセージが現れた。



こいつは前作でも散々に登場したメッセンジャー、魔法の口!
ただ引き返せと言うだけですぐに消えてしまったが、ここで出てきたということは、この口とは今回も長い付き合いになりそうだな。


ダンジョンでは敵が複数グループで出現する。
しかも、中には遠距離に陣取っているグループもあるため、戦闘は簡単にはいかない。



勝てることは勝てるが、奥まで進むには、やはりグループ攻撃呪文が無いと厳しいかな。



また、ダンジョンではモンスターがパーティーに加わることもある。



このために1人分のスペースを空けているので、もちろん率先して加えていく。
今回は、モンスターも回復や復活をすることができるし、隊列を変更することもできる。
7人パーティーだと4人目までが前衛という扱いになるため、術士を全員後衛に下げるには、モンスターを肉の壁にすることが不可欠なのだ。



もちろん、前作のように死んだらポイ捨てして新しいヤツを仲間に加える、というのも普通に可能だ。
こいつもジャイアントのくせにHPが8しかなく、あっという間に敵に殺されてしまったため、すぐに死体を捨てて新しいモンスターを仲間に加えることとなった。





このゲームのダンジョンでは、いわゆる玄室戦闘というのが非常に少なく(特定の固定敵を除く)、基本的にランダムエンカウントが主流となる。
前衛の装備も商店で買い揃えたおかげで、ダメージもあまり受けずに済んでおり、魔法攻撃無しでも敵を倒せるようになってきたので、術士達は回復と明かりと座標確認に集中することができ、マッピングの方は着々と進む。


道中、所々にメッセージが現れる。
前作でもそうだったが、このゲームは詩的なテキストが多く、一見してただの背景描写なのかヒントなのか見分けが付きづらい。







中には固定敵が出てくる部屋もあった。
このガーディアンは単体でのみ出現するので、一見楽勝なのだが戦ってみるとなかなか強い。



パーティーはレベル4まで上がり、店で買える最強の武器ハルバードや、敵の落としたミスリルソードを装備しているのだが、こちらの攻撃は全く当たらず、現状ではウェイリンとモーフランの炎の剣(アークファイア)でしかダメージを与えられない。
しかも、ガーディアンの攻撃には老化の追加効果があり、戦うたびにパーティーの誰かが老化させられてしまう。



老化は自然に治癒する状態異常ではないため、治すためにレベル×300ゴールドを寺院に払わなくてはならない。
次の呪文を覚えるために金を貯めておかなくてはならないのに、手痛い出費だ。


このガーディアンが配置された小部屋が数多く並ぶ中で、下へ降りる階段を見つけた。



最初のダンジョンなので、まだ極悪な仕掛けとかは無いとは思いたいが、本番はまだまだこれからだ。


<現時点のステータス>

名前

種・職業

LV

ST力

IQ知

DX早

Cn生

Lk運

HP

SP

カーネイ

ドワーフ/
ウォーリア

4

18

10

14

18

9

47

0

AC3 ハルバード チェインメイル タワーシールド ヘルム ガントレット

ボーデン

ハーフオーク/
ハンター

4

17

7

15

18

12

62

0

AC2 ハルバード スケールアーマー タワーシールド ヘルム ガントレット

タリーシン

人間/
バード

4

16

13

15

16

12

54

0

AC2 ミスリルソード スケールアーマー タワーシールド ヘルム レザーグラブ マンドリン

ウェイリン

エルフ/
カンジュラー

4

11

17

17

13

13

33

32

AC6 ダガー ローブ レザーグラブ

モーフラン

ハーフエルフ/
カンジュラー

4

11

16

17

14

14

34

25

AC6 ダガー ローブ レザーグラブ

コラン

ノーム/
マジシャン

4

12

17

13

11

11

33

32

AC8 ダガー ローブ レザーグラブ



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